アトリエ青 Atelier Blue

星つりじいさんの日々の暮らしをお届けしています

水彩画・イラスト

電車ごっこあるある

主催者に撮って頂いた「まちなか・んぽぽフェス」のワークショップの写真です。 ネタを簡素にしてポイントを教えたら家に帰ってからも続けて作れるようにしたこともあって結構な人数がいますが、停滞することなくスムーズに行きました。 以前なら2人はサポ…

否定せず肯定

また人アタリにやられて17時間寝込みました。 困惑している最中でも自ら絵を描くことで対抗して、人を攻撃しないで済むように工夫しています。 攻撃は否定する行為ですが絵を描くことは肯定する行為なので、多少人アタリを中和出来ます。 この歳になると自…

ナメてはいない

今日は「水彩画・イラスト教室」の合間に2枚ラク描きを楽しみました。 A4サイズに横長で子どもの顔を描きたくて3人描いて、誰かにぶらさがっているか、おぶさっている様にしてみよう。人間じゃなくてうさぎの背中に乗せよう。うさぎは空を飛ぶことにしよ…

揃えてみた

「感謝の灯火(ランプ)」を贈られた時の写真をわざわざ送って来てくださったYさん。 本当にお心遣いが心に沁みます。 絵の印象や解釈が時と共に変わるようになればと思って描きました。 10年とか20年以上経過してから「あぁ…」とか「あれっ、こんな絵だ…

絵日記

2024年になったばかりだと思っていたらもう3月。 最近の出来事や自分が何を話したかをこのブログも含めて忘れてしまうのに、大昔のことはよく覚えているのは不思議なものです。 ベオグラードを散策中に見つけた三叉路にある変わった家。 ブログは私の活…

人アタリ

毎日「人アタリ」で苦しみながら暮らしていて、いい加減そんな自分にうんざりしています。 通常よく使われる「人当たり」は、人と会った際などに、相手に与える感じや印象のことで「人当たりが柔らかい」などの使い方をします。 これはいい意味で使われる言…

京都にて

生まれ故郷の京都で「世界の風景を描く」という透明水彩の講座をしてもう2年になるかと思います。 月に2回烏丸丸太町まで出掛けるのですが、教室が京都新聞社ビル9階なので眺望が良いのが何よりです。 今日も「世界の風景〜」とは大きくかけ離れた、愛着…

必死で描いた絵

ラク描きを筆頭に最近の自分の仕事(=遊び)を面白がっている私ですが、何かの冗談でしかないと受け取られる方が多いのも事実です。 「どう描かないか」に至っては、どう理解すれば良いのかわからないし、意味不明だと思われる方が大半を占めるのは私もわか…

ラク描き

作品として出展することはないと思う落描きはラク描きとも言えます。 少し前に描いたこの絵はくまの体が2重のフォルムになり、いくら何でも拙いと思ったのですが、とても気に入っている箇所があります。 じいさんの顔の塗り方がポンと置いたタッチと鼻柱の…

マンネリ?

マンネリズムは作家にとってのマイナスイメージだと思われがちですが、自分にしかわからない些細なズレや微細な変革など思索を重ねているとしたら楽しく、そこから抜けなければという強迫観念はありません。 このところ2枚に一枚は出て来る列車のような乗り…

落描きに毛の生えた

去年の夏の「星つりじいさん原画展とこどもアート展」で出品していた「お昼寝」。 本作は、初夏の木蔭で赤ちゃんを寝かしつけようとする家族を描いたのですが、木の葉っぱはたくさん貼っています。 「ここなら気持ちよく寝られるよ」という子への思いを表現…

惜別

15年、公私に渡りお世話になっているYさんから絵のご注文を頂きました。 これまでもたくさんのご注文を頂いて本当にありがたいです。 絵の方は、それぞれYさんから大事な方への贈り物として、どれが相応しいかを私自身で選んで欲しいと任されました。 で…

未発表風景画

写真を整理していると、3年ほど前に描いたであろう2点の作品が目に止まりました。 虚無感に満ちた薄情な感じが、今見ると返って清々しく思えるのが不思議です。 そういう意味では最近描いている絵とは真逆ですが、両極があって良いと思います。 この絵はま…

愛着

昨年は描かなかった風景画の一方で、私なりに気に入った絵は描けたました。 それらは自分でも何を描いているのか分からない上、元から完成予想図がないまま描き出しています。 アプローチの点では、巧妙に計算して画調を整えて作画する光のある絵とは真逆と…

風景画愛

2023年も間もなく終わろうとしていますが、大好きな風景画は写生した一枚しか描かなかったように思います。 その一枚も特に印象的なものではなく、作品というよりは習作の感じでした。 風景画を描かなくなっている要因は、はっきりしています。それは一…

50年かかったぬくもり

雪の中なのに暖かそう、そのギャップが魅力のかまくら。その中でコタツに入ってみかんを食べたり、ストーブを焚いて餅を焼くのが小学生の頃の夢でした。 雪の厚い壁で守られているので、きっと中は静かで居心地が良いに決まっている。 そんな風に思うと居て…

描き終わって知る

昨日の続きを作業して、悶え苦しみながらも愉しみました。 全部アドリブなのは最近では普通ですが、今回は脳内イメージを意識しないように手が勝手に描く感じを目指しました。 とはいうものの実際には脳が働かない訳はないので、先に手が動くことを意識的に…

ビデオレター

12月4日正午に北マケドニアの小学校で開催されるこどもアート交流展。 開催が近づいて来て、わくわくします。 お互いにビデオレターを送り合うことになり、主催者の先生リナさんには既に納品しました。 私と関わりのある10人の日本の子どもと北マケドニ…

お家においでよ

今日の大津オルタナティブスクール トライアンフでは、テーブルを囲んで好きなように絵を描きました。 私からすれば、正にユートピアです^ - ^ 傍で大きなハンモックにスッポリ入る子。透明水彩を学んでいる今日が誕生日のK君が、その様子に微笑ましい眼差…

歩くジャグルジム

今日は京都で開講している「世界の風景を描く」水彩画教室の日でした。 少し頭痛気味ですが、きっと寝過ぎたせいだと思います。 最近は受講生さんが描いているのを見ていると、自分も描きたくなってしまい、教室のレクチャー用に持参している小さな水彩紙に…

画家のたまご

子どもたちの絵を見たり、勇気を見たり、一緒に時間を過ごしたお陰で一週間ぶりに体調が戻りました。 腹の底から出そうな咆哮を音のない幻想作品として昇華したい想いをそのままに一気に描きました。 アドリブで描き進めつつ、画面中央に数人の子どもを立た…

まさかの魚

私の分身でもある星つりじいさん、というより星つりじいさんの分身が私と言う方が正しい気もします。 とにかくこのところ子どものお蔭で、日々星が釣れているので、今日も絵を描きたくて仕方なくなりました。 A4サイズと小振りの中に広い宇宙空間を描こうと…

重くて軽い

自分にとって今まで一番重いと感じたものは何か? 問うてみると。。。 40キロを超えて飛行機に積載拒否されたキャリーバッグ。 映写室まで肩に担いで運んだ映画の35ミリフィルム(20〜30キロはあり、× 何千本) これらは単純に重かったなぁという記憶が確か…

秋を想って

秋は私にとって一番好きな季節として一貫しています。 小学生の頃から銀杏が紅葉して黄色くなる姿に胸を熱くして眺め入る変わった子でしたが、絵にしようとすると同じようにはいかない。 そのジレンマは40歳頃までずっと持ち越していました。 この「落葉」…

いざなう(誘う)

セルビア ベオグラードのギャラリー・ボジッチでの「国際水彩画交流展MBDj16」が閉幕しました。 今年も日本とセルビアでお互いに展示会を開催出来たのは多くの参加者して頂いた50人の画家のお蔭です。ここにシェアするのは、シロカスターザメンバーの写真…

静と動

成人してから今までで13回も引っ越しているのですが、ここ数年は特に頻度が高く、一年未満の引っ越しを4回連続で繰り返しています。 病的ですし、流石にしんどいです 理由はとても一言で語れませんが、引っ越ししたいというより、何かに駆られて行動した…

愉しい

以前描いた「なすびとどんぐり」の世界観を気に入って頂いた方からイラストのご依頼を頂きました。 サイズがひと回り大きいので、どんぐりの妖精?を一人増やして、雰囲気は同じながら背景や色合いも変えて描き下ろしました。 衝動的にうさぎも登場させるこ…

ご支援に感謝❣️

チャリティー企画でクラファンに出品中の私の絵が、お陰様でほぼ完売となりました。ご支援を頂きました方にはこの場をお借りして、心より厚く御礼申し上げます。 受注を頂いてから描き下ろすオリジナル一点もの原画は受注承っております。 また子どもやスタ…

夏の終わりのアトリエ 続き

前回の宝石石鹸に続き、アトリエトライアンフで透明水彩を描いたお話です。 シャボン玉を描きたい!雲を描こう!と私も一緒に描きました。 画家の資質を大いに秘めたK君は、得意にしている心象風景画を2枚上げました。(シャボン玉の絵は私作です。) 湖に…

絵がある

水彩画チャリティー企画として一点ものの原画を提供しましたら、この一週間ほどで3枚も旅立ちました。 https://yasunariart.hatenablog.com/entry/2023/08/31/231611 本当に有り難いことです。 「おじいさんハウス」 洗い画法(着彩後に色を抜く)で描いた…