今日は「水彩画・イラスト教室」の合間に2枚ラク描きを楽しみました。
A4サイズに横長で子どもの顔を描きたくて3人描いて、誰かにぶらさがっているか、おぶさっている様にしてみよう。人間じゃなくてうさぎの背中に乗せよう。うさぎは空を飛ぶことにしよう。
という流れで出来たのがこちら。
「うさぎ飛行機」
バックに小さい家を描くとそこに遠近感が生まれて浮遊している感覚が出るのですが、それにしてはスペースに余裕がなく何も描かないでおきました。
電車や汽車をたくさん描いていますが、飛行機は案外初めてかも。。。
このモチーフで大きいサイズも描いてみようと思います。
2枚目はヤカンと湯呑みを擬人化してみたいという想いが頭をよぎったので、即実行しました。
我ながら本当に間が抜けた感じ、トボけた絵になりました。
「父と息子」
背景は紙のままなのが、いかにも手抜きでいい感じです。
安直にテーブルの輪郭線を一本引いただけでも、そこに奥行きを想像してしまいます。その瞬間にちょっと粋な感じが出るので空白に徹しました。
この2枚は人をナメているように思われるかも知れませんが、ナメてはいません。
何にも値打ちがないように描きたいと思った意図は成せましたが、世に出すかどうかはわからないです。
言ってみれば絵描きの自分を揺さぶる行為の一環ですね。「お前は何を描くんだ?」と自問自答しているという意味です。
ただ、うさぎとヤカンには自分自身が投影されている気がします。特に湯呑みは私の息子の小さい時に見えます。
次の絵は息子が生まれた時の重さと祝福を描いていますが、情報がうるさい(多い)と思っていました。
その反動でヤカンと湯呑みが出たのかも知れません。
空っぽの湯呑みにたっぷりとお茶を注ぐ用意があり、そのお茶は情愛を意味している気がします。