去年の夏の「星つりじいさん原画展とこどもアート展」で出品していた「お昼寝」。
本作は、初夏の木蔭で赤ちゃんを寝かしつけようとする家族を描いたのですが、木の葉っぱはたくさん貼っています。
「ここなら気持ちよく寝られるよ」という子への思いを表現したかったので、後日「お昼寝しようよ」に変えました。
切り抜いてアクリルブロック製のフォトフレームに入れてみたら木陰の風通しが出ました。
ご覧の様に写真スタンドとして売っているのですが、これに小さい絵を入れると結構いい雰囲気になります。
サイドから見たら厚いガラスに封印されている風に見えます。(サイズ 横幅12cm程度です)
四隅のマグネットでサンドして固定されています。このシンプルさも好きです。
昨日思い付きで、風船を2個付け足しました。
赤ちゃんからすれば風に揺れる風船が面白くて目が冴えるばかり。
お昼寝には程遠い感覚になっているのですが、それで家族全員の気分が良い。
これで、ようやくこの作品の最終形態に行き着きました。
今日はフリースクールで子どもたちと絵を描く時間が巡って来たので、一緒に描きました。
相変わらず即興で描いたので、途中で色々な輪や円のフォルムで結び付ける発想が出て、適当にまとめました。
(まとまっているかどうかは何とも言えませんが。。。)
大人が即興で描いたというと、どうも不安感を感じる方が多いのですが、この写真の子らも下がきなんてせずに、いきなり即興です。
サインの代わりに、隅っこでネズミが玉乗りしている姿を描いてお終い。
背景に何もないのと、感覚的な塗り残し。感心しようのない風に描けて良かったです。
小さい紙の場合は、落描きに毛の生えたような感じが好ましく思います。
この絵はB5サイズなのでA4より一回り小さいです。