先月19日に日本巡回展示を終えたばかりのMINI AKTvol.8。今日はそのvol.9の展示作業が完了した連絡がセルビアから届きました。
vol.9は、2023年の5月に選考結果が出て入選した作品が対象となります。
会長のボシコ自身が搬入と展示を率先して行い、若手の作家達が行動を共にします。
私は、毎年ボシコが撮るこの光景をいつも楽しみにしています。黙々と作業するその姿勢が本当に美しいからです。
正直作品よりこちらの方が心に刺さります。
掃除や、片付け、雑務。これらは本当に誰かがしなければ成り立たないし、出品している者の義務でもあります。
時間がないとか面倒がってしない作家はそこで大抵終わります。これを喜んで感謝して自発的にするものの中からまともな作家が出るのですが、必ず出る訳でもないのが面白いところ。
どちらにせよ、面倒くさいことを有り難がってやらないと何も始まらないのは言うまでもないことです。そこがスタートラインですから。