楽器音痴の私ですが、人生初のバイオリン🎻を弾かせて頂きました。と言っても写真のような演奏でなく、音を出しただけです😅
大津オルタナティブスクール トライアンフで鑑賞した弦楽四重奏でのお話です。
本企画は当初1月に開催を予定していましたが、大雪のため急遽延期となり、今日無事に開催されたのです。
第一ヴァイオリンと第二ヴァイオリン、それにヴィオラ、チェロでカルテット木の実さんに演奏頂きました。
今日はお昼には暑いほどの陽気になって、穏やかな優しい日になりました。
様々なレパートリーを聴かせて頂きながら、要所要所で楽器の特徴や掛け合わせの妙などのバリエーションも見せて頂き、弾けないなりに面白いなぁと感心したのです。
楽器体験のお時間も用意して頂き、子供用サイズのヴァイオリンも登場❣️
小学生の子達が真剣な顔で指導を受けました。
チェロはなかなか触る機会がないでしょうね! しかも、演奏者御本人の大切な愛器です。
本当に思いやりの深いご配慮を頂きました。
お母さんもここぞとばかりに頑張っていましたよ。
私は、弾くのが怖いのでずっと写真ばかりを撮っていたのですが、「弾いてみられたらどうですか?」とお声がけ頂き、恐る恐るヴァイオリンを人生で初めて触りました。
よく映画やテレビで初めて弾いた人がスカスカにかすれた音を出すシーンを見るので、そうなると思ったら意外にも直ぐに音が出せたのでビックリ。
どうしてだろうと話をしてみると、絵筆や書道の筆の捌き感覚と共通する感覚があるとの事。
つまり筆の重さや一定の圧を維持して描く能力が弦を弓で弾く時にとても有効に働くのだそうです。
「こんなに音を直ぐ出す人は滅多にいないですよ。ヴァイオリンに向いてるんじゃないですか!始められたら?」とお褒めに預かりました😆
これで気を良くしたところで辞めておこうとは思いますが、何とも意外な一コマでした。
音楽も絵も繊細で、奥が深い。そして、何より精神を豊かにさせる点で本当になくてはならないものだと思いました。
絵を描くときに子供が自然に自己を解放している感覚は、やはりこの楽器体験を見ても歴然です。このような機会をもっと提供したいと、一スタッフとして強く思いました。