１２月２６日に開催された シ・オ・ミ 師匠の企画「S企画 秋の発表会」は２時間程ありました。
一応司会を頼まれていましたが、師匠はコロコロ考えが変わるので、そんなに間に受けてはいなかったのですが、案の定、一週間程前に「やっぱり都合で、司会は自分でやりますわ。」と仰いました。
「では、当日お客さんの前で突然司会をやめてもらうわと言って下さい。」と私からお願いしました。そうすればウケると思いました。
その後も二転三転して、前日には後半だけ司会して欲しいと言われる頃には、ADHDの私は何が何だか理解できなくなり、頭が空っぽの状態で臨みました。
細かい打ち合わせは頭からスッポリ抜けて、適当にやる事に決めたのです。私からすれば、椅子の準備や、ゲストのブースの設営などの下働きをするのがいちばん嬉しいのです。
出来るだけ師匠が指示しなくても、先回りして役に立てる様に動く。これが喜びです。
後はシ・オ・ミ ワールド全開で、ゆっくりと堪能させて頂きました。マジックが好きで好きで何十年もやっているアマチュアとプロが分け隔てなくステージに上がる光景が美しいなぁと毎回感じます。
今年、突然土下座して弟子入りを志願したフランス人ベニー・シャルル君は、持ち時間５分のところ、喋り過ぎて１０分押してしまい、カンカンに叱られる始末😆 これもまたいい時間でした。
彼とは打ち上げで子供の事などたくさん話しましたが、叱られたことは全く痕をひいておらず、国民性の違いをまざまざと感じた次第です。私なら寝込みます。
カルチャーの生徒さんの中でも師匠の一番の友人でもあるマクドナルドが好きだという理由で命名された😂マック福井さんはハリー・ベラフォンテの「バナナボート」に乗せてユーモア溢れるマジックを披露。
これがグダグダで最高に面白く、お腹を抱えて笑いました。マジックの現象も不思議でふざけるだけではない内容になっていました。
小泉恵美子さんは紅いシルクとリングで華麗なアクト。練習に練習を積み重ねて何百回されたのかと思う気迫が伝わって来て泣きそうになりました。
マジックを愛する人が、コツコツと積み重ねてベストを尽くす内にマジックから愛されている様に見えて来るのです。
これは、絵でも全く同じです。本当に勉強させて頂きました。
最後のトリは今年、４５年来の親友で急遽されたルビー天禄さんの愛弟子が、師匠の十八番(おはこ)の３本リングで締めました。
私は初対面でしたが、息子さんの様に見えたのが不思議です。遺影の前での渾身のアクトに、熱いものが込み上げて来ました。
シ・オ・ミ 師匠の会は、人間の喜怒哀楽が全部あるのが、本当に素晴らしいです。
２時間のイベントを独断でダイジェストに編集したものをYouTubeにアップしています。https://youtu.be/vW-ThYuN1Ig
師匠とお出会いして、早８年。お互いにコラボ企画を提案する間柄にまでならせて頂き、色々プランが控えています。
２０２２年１２月１１日(日) 「シオミのマジックショー＆星つりじいさん上映会」
こどもアトリエ青主催 https://yasunariart.hatenablog.com/entry/2022/11/25/233028
２０２３年１月２２日(日)「マジックの集い」
大津市市民活動センター中会議室 １４：００〜 Ｓ企画主催
２０２３年春頃に「アートとマジック」(予定)
詳細は追ってご案内致します。
