今日は「星つりじいさん」スタッフ・キャスト全４人が揃っての稽古でした。正直内容から考えて、スタッフはあと３人必要な事を無理矢理やっています。
なので、どうしても色々抜け落ちて、一番私の粗相が際立って目立ちました😅 プロデュース・台本・絵本作画・総合演出・映像編集・映像操作と裏方だけで６役。それに朗読・舞台出演・歌唱もしています。
ちょっとやり過ぎました。自分では身体が覚えてるのでイケると踏んでしましたが、タカを括っていた事をひたすら反省。かといって誰が無報酬でこれに付き合ってくれるのかと考えるといないのです。
しかも手伝えば良いというのでなく、その志しも求めます。過去に大学の後輩など若年層に声を掛けてみたことはありますが、全員が練習・稽古・本番の時間を作ろうというところまで全く覚悟しないのです。
その分のギャラを払う考えは微塵も持っておりません。何故なら凄い勉強になる機会になるからです。それが褒美なのですが、いませんねぇ。。。
私が若い頃に寝る間と自分の金銭的な仕事を減らしてでも、先を行く方の雑務を手伝ったりした経験がとても今に生きていますので、それを当てはめようとしてしまうのが良くないんです。
虫が良すぎると批判されそうですが、そんなことは当たり前という理解の年長者３人が、黙々と付き合って下さっています。
今日は４時間の稽古と有事に備えての動画版「星つりじいさん」作成用の撮影もしました。
結局、時間があっという間になくなって１時間追加して５時間、黙々と作業しました。シ・オ・ミ師匠、サニーサイド・オブ・ライフのＧＥＮさん、音響担当の遠藤勉先生の貴重なお時間を快く割いて頂き、もっとやった方が良いと申し出て下さいました。
本当に一番の若輩者である私の作品を良くしたいというより、私が納得するものを作るにはどうしたら良いかを一緒に考えて行動して下さる気持ちが心に沁みました。
動画版用にマイブームのグリーンバック撮影をして、編集で色々遊んでみました。
ステージショーは絵本の中のキャラが舞台に現れる姿を自分で演じますが、動画版は自分が絵本に入れるのです。
これにより演出の面白さも変化しますので、それぞれに別の作品になります。本番も今日の４人でやり切るしかないと先達の皆さんに叱咤激励を受けました。
ありがたいありがたい日は、５時間が２時間くらいに感じました。時を忘れて没頭するのはアートとして、必須条件ですね！
