オリジナル絵本「星つりじいさん」の最後の場面が描き終わりました。それから２日経過したのですが、どうしても窓から覗いている女の子の動きに納得出来ません。
左の男の子はすんなり行ったのですが、何故か女の子は納得出来ない。これをずっとどうすべきか考えているうちに、自分で色んなポーズをとっていました。
女の子の性格や、人格、そういったものを自分に落とし込んで動くと見える気がしたのです。
しかし、よく考えてみたら相当に気持ちの悪い姿ですね（笑）試行錯誤した結果、「これで良いか。」という動きが決まったので、窓際全部を描き直して貼る事にしました。
ところが、また「いや、やっぱりそうじゃないよな。」となってしまい、まだ悩んでいます。
今回の仕事(＝遊び)で、はっきりわかったのは、「星つりじいさん」の本質的なテーマは私にとってのアート、人生とは何か？への回答になっているということです。人間啓発セミナーなどとは、全く意味が違います。結果的にそうなっただけです。
具体的に書いたって仕方がなく、それらは作品に反映されるものですので、ステージショーをご覧になれば、伝わると思います。
表面的には子供との感性の交感や、友情などを並べて物語は進みますので、小さい子供が見て、哲学的な印象を受けて意味不明で面白くないということは絶対にありません。
大人の場合は、その方が生きるという事にどう向き合われてきたか？などが人それぞれです。全くピンと来ない方もいるでしょう。一方で、放心状態になる方もいると思います。全て、私はどう生きているか、反省と感謝と祈りを作品の１ページ毎に込めています。
そして、ここが一番重要ですが、私の力はほんの些細なもので、関わって来た子供や、大切な友人、仲間たちによってそれらが具現化されるということです。
以上のような私のごたくをスルーして、気楽にご家族で安心してご鑑賞頂けますので、ご来場を心よりお待ちしております。
またコロナの状況次第で延期なども視野に入れております。その際には速報をブログで発信します。
ステージショーは４人が関わっておりまして、誰か一人が自宅待機になっただけでも成立しなくなる可能性も非常に感じます。有事の時の代替案として、動画作品上映も可能な状態にします。
今日はその為の撮影や録音をします。４人が集まって出来る内に、最善を尽くしたいと思います。何がどうなるか読めない日々ですが、皆様もどうぞご自愛ください😊
