ギャラリー在廊の後は大阪の天王寺界隈をぶらり、新今宮のビジネスホテルまで歩きました。大阪の面白さは猥雑な飲み屋街や暖簾ごしに風情を見い出す事が多いですが、敢えて違う目線で切り取りたくなりました。
知らない街を彷徨う様に歩いたベオグラードの夜を思いながら、改めて見ると一種独特の建物たち。箱で作った様なマンション。オレンジのアスファルト。
闇に浮遊する窓灯りは、SF映画のワンカットを思わせました。
もしも海外から来た方が見たと仮定すれば、不思議な日本語と英語がごちゃ混ぜの看板群。透明で無機質なガラス越しに交差するエスカレーター。
私が一番気に入ったのがこの景観でした。きっとセルビア人から見た時に何が何だか分からないだろう都市景観。全部ボシコに送ると「大阪の気配をとても感じる💓」と嬉しそうな返事が来ました。
次に大阪に来るのは来年のMINI AKT vol.7 in Japan の時でしょう。しばしのお別れです。
それにしてもこの辺りのビジネスホテルは安い。シングル洋室が一泊2.800円とは! 個室ではないホステル系なら500円でもありますが、神経質な私にはとても無理。明朝チェックアウト後は大津に移動してシ・オ・ミ師匠のイベントの動画撮影です。