心的要因により寝込みながら活動していますので、セルビアの友人ミリカさん運営のナクチャニ・アートコロニーに寄贈する新作が描けないでいます。
「最高の最新作を描く」と豪語していた分、代わりに一番大事にしている「星つりじいさん」の最後のページの原画を贈ることにしました。
この絵をミリカさんに見せたところ、とても感動して下さり、来年ナクチャニ・アートコロニーが10周年を迎えるにあたり、渡航費を出すのでセルビアに来てと言ってくれました。
なんと感動的な配慮でしょう! 渡航費は毎月値上がりしているのですが、その上トランジットで2回か3回は乗り換えの必要があるなど、セルビアがだんだんと遠くになって来ました。
セルビアの友人たち。いつもながらラフな雰囲気☺️
でも、去年今年と絵を寄贈したり、「国際子ども絵画コンテスト」に関わっている私をとても親身になってサポートしようとしてくれるのです。
なので心の距離は正に縮む一方だというのが皮肉なことです。
本当にセルビア人の思いやりと静かな情熱には胸が撃たれます。日本では先の「星つりじいさん」中の原画一枚を金銭的価値として10万円はすると誰も考えません。大体その三分の一以下か、下手をしたら1万円以下に思われます。
これについては、文化民度が低く画家を軽視する日本の物差しなので、致し方ないのですが、セルビアは逆です。プロのオリジナル原画はとても価値が高いのが当たり前という認識です。
※アートで子供との関わりを大事にするナクチャニ・アートコロニーのメンバー達
私は渡航費が欲しくてこの絵を贈ったつもりは決してありませんが、とても画家を尊重してくれる事が本当にありがたいと素直に思います。
だから私はセルビアで骨になりたいと常々思う訳です。
現地では「星つりじいさん」動画セルビア語版か英語版を上映したいと思います。
でも、今はアトリエトライアンフ事業に邁進せねばなりません。
何故なら、セルビアに一緒に行きたい子もいるからです。
庭の畑にはプチトマト🍅が鈴なりです。
菜園に詳しい方や、親御さんによる献身的な協力と竹炭を埋めるところから始めた土壌改良が、こんな立派な野菜に結実しました。
移転を今月20日頃に予定しているだけあって、家屋の大リノベーションも着々と進んでいます。
私が職人と作ったケヤキの机は事務所用に寄贈する事にしました。
他にも間接照明はマッチするものを、安価な割に良い感じのをかなり探し込んで決めました。
ベースは天井埋め込み型のダウンライトとギャラリー壁面に当てるスポットライトですが、機能最優先の箇所とあると楽しい部分にもこだわっています。
これらのネオンはすぐ近くの琵琶湖疏水のネオン塔とも同期する様にトーンを合わせています。
自然光(太陽光)のみが光源になる壁のダルガラスは、色を窓枠にこんなにしっかり当ててくれるんですね!
床や天井の無垢板貼りは、ほぼ出来て来て最終的には人の息吹きが入れば素晴らしい空間になる事でしょう❗️