アトリエ青 Atelier Blue

星つりじいさんの日々の暮らしをお届けしています

9月にベオグラードで

関連記事https://yasunariart.hatenablog.com/entry/2022/05/26/133507の通り、セルビアの首都ベオグラードで、国際水彩画交流展MBDj14の開催日が確定し、その告知ポスターが届きました。日本人は私と教室の受講生2名の名前が載っております。

東ヨーロッパにあるセルビアでは、もうマスクをしている人の姿はありません。コロナによる各種打撃は日本の方が余程大きくなって来たと感じます。大陸としてはウクライナもロシアも地続きなので、大変危険だと思われるかも知れませんが、案外平和です。

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2.3年内には、3度目の訪問をしたいと心から願います。向こうに行けば会いたい人、ハグしたい人(向こうでは親しければそれが慣例)がたくさんいます。

そして「星つりじいさん」の動画上映会もしたいし、生歌も唄いたいですね。

今年から交流を始めたアートコロニー・ナクチャニでは大人、子供、それぞれを対象にしたワークショップを企画してもらい実現したい。こういった提案は頼めば直ぐにセッティングしてくれる仲間がいるのがセルビアならではです。

日本では1から10まで私が牽引しないと出来ませんが、土壌としてセルビアは私が発案するだけで、その日に行ったら後はお膳立てしてくれるという画家にとっては夢の様な待遇を受けられます。

そして、日本では一人相撲になりがちな私の熱量が高ければ高いほど、向こうも真剣に応じてくれます。それどころか「ヤスナリ、こんな事もしてみたらどうだ!」と追い討ちをかける様に更なる提案をくれる。これが私にはたまらなく嬉しいのです。

だからセルビアに一ヶ月いると日本の一年くらいの濃厚な時間が訪れます。なのに、リラックスして一緒に歓談したりも出来るし、街を散策して公園で休憩するのも気分が良いのです。日本では営業のサラリーマンか居場所のない様な人が時間潰しをしている姿を公園でよく目にしますが、セルビアは時間(人生)を楽しんでいる様にみえる。

老若男女がいる。一人もいればカップルも家族もいる。これには本当にカルチャーショックを受けます。

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これに日本の誰かを巻き添えに出来れば、その人の人生観がコロッと変わるでしょう。それも出来れば実現したいですね。

それはさておき、もう一方の国際水彩画交流展MBDj15に関しては、日本で10月頃予定と前述のリンク記事には書きましたが、今はまだ疲れが抜けていないので一ヶ月遅らせようと思います。

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これはゼムンに住む写真家の友人ニコリッチ・ミリツァさんの撮影した郊外の村の景色。村は本当にこんな感じですよ。