アトリエ青 Atelier Blue

画家・アートディレクター 石田泰也の日々の活動風景をお届けしています

絵本出版に向けて

下記チラシ「STORY」末尾にある様に、今回オリジナル絵本「星つりじいさん」は、マジックや音楽との不思議なコラボステージショーとして世に出しました

今後は場所を転々としながら年に一回でも3年に一回でも良いので同じメンバーで、ヨボヨボになるまで公演したいと思っています。今58歳の私が最年少ですが、おじいさんを演じるにしては、若干若いと思いつつ自演しました。

でも、この役は後10歳程老けた方が、より味が出ると考えています。その時には他の皆さんは70歳代や80を超える方も出て来ますが、より良いものが出来ると思います。


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また、通常は順番として既存の絵本が先に世にあったり、オリジナルだとしても絵本が書籍として出版されて、それから舞台仕立てにするのが普通だと思います。

「絵本は売ってないのですか?」というお声がけを頂きました。またネットで検索された方も多いかと思います。でも、売っていません。出版していないのです。

関心をもって頂いた事は有り難いのですが、勝手ながらこれから来年に向けて絵本の出版については動きますので、どうかご了承下さい。

順番を逆にしたのは、常識の範囲でものを考えない方が面白いアートが出来ることと、原案となっているシ・オ・ミ 師匠の童話創作マジックの延長上で敬意を払いつつ、その系譜の革新に挑みたかったからです。その革新がオリジナル絵本でマジックをする事だったのです。

ご鑑賞頂いた方には、その辺のお話にさらっとトークタイムで触れました。また色々な感想を頂いており、中には批評もあります。批評というのは評論です。しかし、私はそれらを全く無視しております。

これは非常識的な態度と誤解されるかも知れませんが、絵にも共通しており、私は評論や評価の一切を求めておりません。自分のやっている表現をすべて誰よりも深く自覚しているからです。評論や評価をして欲しくない訳ではなく、それ以前に私が自分の仕事の良し悪しを先に理解しているという意味です。

「よくわからないところがあった。」というご意見もありましたが、それも確信犯的にそうしています。わかってもらおうとか、どうしたら伝わるかは考えていません。大衆向けのような雰囲気はあるのですが、実はそうではないものを作りました。

なので観客自体も咀嚼して反芻しないと深くてわからないところがある筈です。それは不親切ではなく、なにかが引っ掛かったり、何か印象的な瞬間があったら、私はそれで十分だと思っています。色んな感じ方があって良いし、どう解釈しても自由です。

子供は「風船もらえて良かった。」くらいでも良いのです。でも大人になった時に絵本を手に取って「これのステージ見たよな〜、懐かしいなぁ。」となってくれれば本望です。そして親になった今の子達の子供に読み聞かせをしてくれたら言うことはありませんね❣️

以上の様に書くと、自己陶酔しているように思われるかも知れませんが、今回のステージショーの出来栄えは30点くらいです。殆ど失敗ばかりでしたから。でも愛すべき30点。次は40点くらいのをしたいです。将来的にピークで70点かと思います。それ以上は人間の事ですし、商業的なものではないので必要ではありません。「70点で、まだ伸びしろがあるかも。」くらいが一番心地良いのです。

絵本に話を戻しますが、これもやはり総合プロデュースを自分自身でやります。出版社は噛ませませんし、編集者も入れません。デザイナーと私の2人だけで完成させます。


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但し、ステージショーで使った原画は一部描き直したり、文章も含めて細かいところが変わると思います。主題は変えませんが、絵本という紙媒体になったらなったなりの演出があるので、わきまえて臨みます。

そして別の話も構想が湧き次第、形にしたいと思っています。今思いついているのは、帽子の色の組み合わせだけですが(笑)