今日は春からお話を頂いて、京都新聞文化センターさんに企画して頂いた「夏休みこどもアート」を開催しました。
5人の小学生が参加して、2時間夢中でやってくれました。筆で描かない。下描きは一切しない。毎度のことをここでもやってもらいました。
先ずは水を塗ってから色を落とすだけ。混色は一切しないで偶然に任せる。
パレットの絵の具を直接画用紙に流して、紙をペッタリ合わせ、その繰り返しを何度もする。
最高の表情が出て「少し不気味だけど、綺麗な感じもする。」と女児は言いました。
「この辺が好き」と自分の主体性でものを見る。それを作り出したのが自分の手だという感覚も不思議に感じるでしょう。
些細なことですが、これだけでも自分が未知数で枠はまらない可能性と自信が体験出来ます。学校の図工でパレットの絵の具を流して先生に怒られたら、「画家がやっても良いと教えてくれた。」と言いましょう!と、子供を鼓舞しました。
これも私のワークショップの恒例の場面です😆
これだけでも充分芸術作品ですが、ここまで一時間であっと言う間に出来たので、ここからが折り返しです。
黒い画用紙に即興で貼りながら感じたままにイメージを膨らませましょう。
左の作品は小1女児の「新幹線が走る眺め」。真ん中は「桜吹雪」。風は右から吹いて来ている設定との事。
右は色合いが本当に素敵です。熊の目が一つづつ違うのが良いと思います。
今日の色の紙で後2枚は作品が作れるので、ちぎりかすに見えるものも全部袋に入れてもって返ってもらいました。
残りの夏休み、家でも思いつくまま続けてもらえればと思います。
京都で初のこどもアトリエ青のワークショップでしたが、教室があったら来たいと言って下さる親子もいらして、ご好評を頂き何よりでした。
今後もブログを時々チェック頂いたら神出鬼没で京都での次回もあるかも知れません。
今日のご縁に心より感謝申し上げます。