アトリエ青 Atelier Blue

画家・アートディレクター 石田泰也の日々の活動風景をお届けしています

音楽の先鋒

親友の活躍が続きます。guitarist(ギタリスト) 豊永 亮 Akira Toyonaga がゲストで関わった瑕疵(kashi)が本日リリース(CD発売)されました。

以下はネット紹介文より抜粋

マツシタ カズオ(ex O.A.D.)率いるニューグループ、瑕疵は漆黒から生成されるポスト・ジャズへのパスポート。作曲と即興の交差点で発火するクールな炎のような演奏を‘先端’と呼ぶ事に躊躇いはない。瑕疵:マツシタ カズオ(sax,piano)鳴瀧朋宏(bass)衣笠智英(drums) guest:登敬三(sax)豊永亮(guitar)¥2000(税別)


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       ジャケット         以前私が描いた肖像画

時弦プロダクションサイト http://jigen-p.net

次に、時弦プロダクション宮本隆さんのFacebookより抜粋 瑕疵 KASHI「ancode」(時弦プロダクション jigen022)のプロモビデオが完成。制作はKenji Tsuda。強烈なサブリミナル・ワールドに仕上がってます。速いカットが目まぐるしく展開するのでよく確認できませんが、バンドリーダー松下氏が写真を多く提供し、zero-gauge店内で撮った写真も含まれている模様。瑕疵は演奏力が半端じゃないので、それだけでも充分、魅せられるライブですが映像が加わる事でよりイマジネーション豊かな世界になる。Tsuda氏とのコラボも続くでしょう。 YouTube  https://youtu.be/x2itT5IKmAg

 

豊永君(あえて親しみを込めて)との出会いは40年近く前の美大時代に遡ります。私が一年先輩で、同じ洋画科(油彩画)で映画研究部にも属していました。直ぐに親しくなった私たちは青春時代特有の間抜けで馬鹿な時間を大いに共にしました。ただ私と違って、彼は既に音楽と絵画において強い指向と個性を持っていました。特に音楽への造詣には当時から独自のものがあり、学園祭では校内の至る所に神出鬼没で前衛的な即興演奏をするので、周囲から奇異な目で見られる事もありました。

でも私は音楽は音を使ったアートなんだという事を彼を通じて知り、彼の演奏を完全肯定しました。逸話は数え切れない程あるので端折りますが、豊永君は今も私の弟の様な存在であり、無二の親友です。私がセルビアにかぶれている様に、イギリスのロンドンに毎年の様に飛んでいた時があります。彼は現地到着後に敬愛するミュージシャンに電話をしてスタジオを訪問し、それがきっかけで交流を始めるなど、突拍子のない行動力を見せました。

そのミュージシャンの東京ライブに出演したり、アルバムを一緒に出したりもしました。今では彼は知る人ぞ知る、若手にとってはカリスマ的存在になっているのですが、至って本人は飾らない昔の豊永君のままなのです。音楽は先鋭的でも、人柄は誠実で穏やかで面倒見も良い好人物です。

私は彼と2014年と2016年の個展でコラボライヴペイントをしました。


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2014年

 


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2016年

 

彼の音楽は大体が即興ライヴです。扱うのがエレキギターなのでギタリストと紹介するとロックバンドなどのヴォーカルの横で掻き鳴らすイメージが先行しますが、音楽界には全くそうではない領域があります。その中で日本でも唯一無二の存在が豊永 亮です。学生時代からずっとブレがない、ただただ探求し続ける姿勢に刺激をもらえます。アートは大きく二分すると、それをツールに何かを表現するタイプと、そのジャンルの先鋒を行く(突き破ろうとする)タイプに分かれます。それらが混在する場合もあるし、実のところ多種多様ではありますが、彼の関わる音楽はいつも後者の志しを感じます。異端視される場合は大抵単なる邪道かジャンルの枠の先鋒を行き過ぎているだけです。豊永君は学生時代から躊躇せず先鋒を行っていたのです。

彼のサイトはこちら http://www.toyonaga-akira.net