アトリエ青 Atelier Blue

画家・アートディレクター 石田泰也の日々の活動風景をお届けしています

軽みが実はすごい

ちょこちょこ当ブログでも話題に登場する腹話術パフォーマー ニッシャン堂。彼とは2014年からマジシャン シ・オ・ミ師匠を介して出会いました。最初は芸人と画家という立場でお互いに相容れない空気があったのですが、何度も場を共有する内に自然と打ち解けて、今ではすっかり親友になりました。これもシ・オ・ミ師匠のお蔭です。

彼が最高に輝くのは幼稚園などでのイベントで沢山の子供を夢中にさせる時です。でも大人や老若男女問わずお客さんを湧かすのは本当に大変だと思います。近年は色々な場数を踏んで精進しており、私の展示会でも今年は2回も友情出演して沸かしてくれました。


f:id:IshidayasunariART:20211223193346j:image

f:id:IshidayasunariART:20211223193341j:image

f:id:IshidayasunariART:20211223193343j:image

コロナ禍に入るまでは、今頃のクリスマスシーズンともなれば出演依頼が殺到してハシゴで駆けずり回ったりと大変そうでしたが、去年からイベントが減少しています。そこに腹話術の復興と新たな境地開拓のためのイベント「F1腹話術グランプリ2022」の出場という絶好の機会が訪れました。

私は芸人を尊敬していますし、笑いという感情が一番高度な反応だと考えています。演目を鑑賞したお客さんが、感心より先に「馬鹿ばかしい」「下らない」「下に見てしまう」「ホッとする」「苦痛を忘れる」これが優れた芸人には必要です。「人から軽く見られて、笑われている様でいて、笑わしている。」こんな格好のいい生き方はないと思います。

私には到底耐えられそうもない、というか才がないので絵描きでいるのだと常々思います。まあ、卑下する事ではなく向き不向きの問題ではあるのですが、絵も芸も映画も重厚でなく軽みのあるもの程難しいのは間違いないのです。その意味でニッシャン堂には確実にその軽みがあるのです。

f:id:IshidayasunariART:20211223193409j:image

話が遠回りになりましたが、今年からエントリーして予選、準決勝と厳しい審査を勝ち進み、先日ファイナリスト12名に選ばれました。決勝戦当日は生ライブで行われます。部門別優勝者と総合優勝(グランプリ)を目指して今から熱を入れてネタの練り直しと練習に入っています。こういうイベントで上を目指すと、勝敗ではなく良い事と悪い事が見えて来ますが、それを肌で勉強する機会となるように、親友として応援したいと思います。

F1腹話術グランプリ公式サイト https://290jutsu1gp.com

ニッシャン堂とは、来年に予定しているこどもアトリエ青Sunday主催イベントで、ちょっとしたコントをする事も楽しみとして考えています。