滋賀県大津市、JR湖西線 和邇(ワニ)駅徒歩3分に立地するCARAVANさん。フランスの田舎に昭和レトロを掛け合わせたかの様な、一見謎の小屋が目印。ペイントした植木鉢が奏でるハーモニー。
パート②では、セミオーダーの仕組みについてお話しします。店内の様々なタイプのバッグを見て、「あ、これ気になるな!」というものがあったら、そこから自分なりの好みや妄想でオリジナルバッグへのイメージを膨らませます。
サンプル品の原型になるバッグの型が大小色々と並んでおり、それをショルダーにしたり、持ち手を付けたり、リュックにアレンジするだけでもコロッと感じは変わります。
ポケットなどは内外関わらず、オプションで必要に応じて追加出来ますし、例えばトートバッグでも開口部をジッパー閉じにするか、開けっ放しか選択出来ます。
組み合わせる革ベルトは無染色のヌメ革、モスグリーン、空色、濃い青、ブラック、小豆色、レッドの7色があります。ヌメ革は経年変化で飴色に変化します。
布地は無地から柄物まで数100種類!無地と柄物、無地の色違い、柄物と柄物など組み合わせを考えると無限にあるので、悩んでしまいます。先ずは自分の用途(普段使いか、旅行用、又は遊びのアクセント、職場にも持っていけるシックな感じ)を決めて、収納する物に必要な強度などを考えると、ある程度選択肢が絞れて来ます。
私がいつもよく使うのが、この7号帆布です。
ある程度方向性は絞っても、組み合わせはやはり悩むのですが、ここが一番の醍醐味でもあります。私はいつも気になる生地など写真に撮って家に帰り、2週間くらいは、ああでもないこうでもないと家で考えます。自分が普段好んで着る服装との相性も意識しておけば、いつでも持てるバッグになります。
反対に特別な時にしか持たない場合はバッグの雰囲気もそれに合わせて振り切ってしまうのも良いですね!
CARAVANさんは、これだけ手間の掛かる仕事をされる割に価格は本当にリーズナブルで、びっくりします。だから、思い付いたら服を買う感覚で頼めるのも有り難いですね。セミオーダーは発注してから3週間程度で仕上がります。
以上、一ファンとして、勝手に宣伝させて頂きました。CARAVANさんに是非行ってみたいという方は、こちらをご覧下さい。