12日にオーストリアのウィーンで写真家ブランコ・ブランダイスの個展がGalerie NUUにて開幕しました。彼の写真は雰囲気優先がポリシーで、とにかく露出を絞りアンダーなのが特徴です。
彼と初めて会ったのは、2014年来日時の懇親会でした。2015年にはベオグラード での私の個展の際に一週間ホームステイをさせてもらうなど、とてもお世話になりました。
ブランコは無骨な男ですが、こっそりと靴下を洗ってくれるなど、心優しい人間です。その時に受けた彼の温かい配慮が、最近もこの絵を描かせてくれました。これも原理で描く私のスタイルを貫いていると思います。つまり、これは風景画の形を借りたブランコの肖像画なのです。
※ブランコ宅のキッチンの窓からの眺め
個展は、ヨーロッパで恒例のライブ演奏でオープニング・レセプションと共に幕が開きます。
私も招待されたのですが、今はそもそもコレラ・パンデミックのお蔭で、入国が認められない事もあるしで、ヨーロッパ行きは今年お預けになりそうです。それでも、情報が交換出来るだけで嬉しいですね😊