アトリエ青 Atelier Blue

星つりじいさんの日々の暮らしをお届けしています

ワークショップ情報

この秋、私が講師として関わるワークショップ情報についてご報告があります。ピアザ淡海で10月24日(日)開催の体験型ワークショップにつきましては、ご予約で定員を満たしましたので、お申し込みを締め切らせて頂きます。

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午後の画家石田泰也のライブペイントは参加人数に制限はございません。下描きなしで即興的に白紙から一枚完成させるまでをご覧に入れます。

 

ワークショップに関しまして、参加をしてみたかったという方は、次の機会がございますので、ご検討下さい。

11月13日(土)に市民活動センターで開催される中学生以上の大人を対象にしたこちらは、まだお申し込み頂けます。ご予約は大津市市民活動センターにお願い致します。
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子供対象のワークショップ「水彩画教室 クリスマスカードを作ろう」も同日午前午後の2回ございます。こちらも同じくご予約は大津市市民活動センターで承ります。但し参加費につきましては両方共、チャリティープロジェクトという性格上、私個人の企画とは違い値段が違いますので、その点は予めご了承ください。


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大津市市民活動センターサイト内 SDGs協働プロジェクト2021ページも参照頂けます。

http://movementotsu.com/SDGs2021/SDGs.hokuhoku2021.html

掴んで消えた

公開講評をひと休みして、水彩画教室作品展に出展した自作をアップします。

タイトル「月取りゲーム」2015年に一度アップした事がありますが、描いたのは更に遡り、2013年か2014年だと記憶しています。インチサイズ(A4よりひと回り小さい)程の小品ですが、気に入っておりずっと手元に残っています。

 

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本作はクレヨンを重ね塗りして深紅の空を着彩したり、削って下地の黄色を出したり、画面下の建物のパースを全て歪ませるなどして、完全に現実(リアル)とは別の時空に見える様にしています。

これらは全部即興で思いつくまま作画したと思います。

左右から画面に入って来る男の子は大きな作品ならば身体全体を画面に入れるのですが、端で隠れて(切れて)しまう様にする事で、空間の広がりを想像させる事ができます。

月にぶら下がった女の子は手を離しても浮くのか?浮遊感・飛行感が強い男の子に比べて、多少の重力を感じる気もします。

もしかしたら手を離すとゆっくりとですが、街に下降するのでは?落下ではなく下降、それはお別れのイメージです。

そんな不安というか、儚さを抱かせることで戯れて楽しいというより、掴んだと思った瞬間に目が覚めて消える夢の様な印象にしたかったのです。

というのは無意識に描いた物を、後付けで自らが解説しているに過ぎませんし、私の子供時代の異性に関しての距離感とシンクロした作品である事は間違いありません。

 

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小品コーナーとしてピアザ淡海にある大理石のテーブルに同居させました。このテーブルには4名の作品が乗っています。原画を是非チェックしてみて下さい。