ナクチャニ・アートコロニーを運営するミリカさんの本気の行動の話、続編です。
国際子ども絵画コンテストのイベント一環として、子どもに人形劇を上演。これは本当に観たかったです😊
私は子どもと大人が知力・体力でつり合うまでは、表現についても一応の線引きをした方が良いと思っています。
それはハンデの様なものであって、決して感性や表現力の点で子どもが大人に劣るという考えではありません。むしろ知力や人生経験が駄目な表現を加速させる事の方が多いでしょう。
成熟が優れたものであるとは限らず、落とし穴だらけだという解釈をすべきです。
ただ決定的に思うのは、大人は自分の子ども時代に良い経験を得たように、それを今の子どもに還元していかねばならないという事です。
お膳立てや、守るなど、縁の下の力で支えるために線引きと小さき者にハンデが必要なのです。
思春期から青年期にかけて個人差はあっても夢や虚構と現実や実社会との区別出来ない間(あわい)を生きる子どもから,徐々に夢から冷ややかで実社会のしがらみが現実だという解釈をしがちな大人になりますが、そんなものからは軽やかに飛び越えて欲しいと画家は囁きます。
それには、徐々に難しい役割を責任をもって果たす機会を振ってあげるべきです。
ハンデを徐々に減らすことで達成感を高めると良いでしょう。
そういった行動をミリカさんは大人を巻き込んで、楽しみながら実行しているのでしょう。
こどもアトリエ青とりぷるなどの活動ととても共鳴するし、このご縁は本当に嬉しいですね。
セルビアのシャバツの教会で画家も集まって、寄贈する絵を一緒に描きました。
この場に本来なら居合わせるべき私ですが、その行動が優先的に取れない今の状況に配慮して、この様なデータを頂きました。
私の絵も仲間に入れてくれているのです。
しかも、公式パンフレットには特別枠で名前を記載して頂くなど、その温かいご配慮に感謝の気持ちが止まりません。
今秋には展覧会が開催され、全員の原画が展示されます。私もそれに間に合うように送らねば!
これが特別枠ではなく、ただの家族のような気心の知れた仲間、ただの友人になれた時を目指して関係性を維持していきたいと思います。
それには、間違いなくセルビアで一緒にご飯を食べて絵を描かねば話にならないと思います。
友人の本気には本気で応えたいと思います。