アトリエ青 Atelier Blue

星つりじいさんの日々の暮らしをお届けしています

何となく

ベオグラードのギャラリー・ボジッチで6月27日開幕する国際水彩画交流展MBDj15の搬入展示作業が完了したとの連絡をもらいました。

 


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去年の秋に日本で先行展示会を開催しました。


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そしてようやく本拠地セルビアで展示会が実現します。

作品は船便で3ヶ月近くを要して無事に届きはしたが、ひやひやしました。今は航空便も再開しています。

 

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この4枚は日本人の入選作品ですが、ボシコなりの配慮で一まとめにした様です。

 

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左から寺嶋夕美、山路七緒、石田良子、西川怜子の作品となります。

オープニングレセプションの様子は、また追ってお知らせします。

 

6年前の昨日は、国際芸術交流協会シロカスターザ会長ボシコと写真家ブランコと3人で大阪を訪れた日です。

天王寺あべのハルカスビルを見て「これは日本一高いのか?」と聞いていました。


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      ボシコとブランコ

新世界に目を白黒させていました。ボシコは部屋に照明として吊りたいと提灯を欲しがっていましたが、それはやめる様に言いました🤭

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彼からすれば、ジャポネスク浪漫を感じるのでしょうが、せめて無柄の物にしなければ。

 

この頃は、喧嘩ばかりしていましたが、3人でこの夕陽が落ちるのをずっと眺めて「セルビアの様だ」と彼らが呟いた時、全員眼に涙が滲んでいたのです。

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この逸話は以前もしましたが、この時の瞬間、違う価値観や対立する者同士だから交流する意味があるのだと学んだのです。

国際親善や交流と謳ってはいても、お互いに成果を自分のものとして持って行ったり、自国の実績として利用したりは意味がない。

双方が同じ人間として、心が震える時が時々ある。

それで充分なのではないか。。。何となく、そう思ったのでした。

 

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と言いながら、翌日はまた喧嘩しましたが、そういったことも笑えるようにこれ以降なりました。

 

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星つりじいさん作「感謝の手紙」