アトリエ青 Atelier Blue

星つりじいさんの日々の暮らしをお届けしています

6枚のダルガラス

LINEの既読スルーうつっていうのをご存知でしょうか?

ネットで調べると「うつ病の人から既読になっても返事がなかなか来ない現象」と載っているのが目に付きますが、私の場合はそうではなく「私が送ったLINEに対して、一般の(恐らくうつではない)方が既読スルーをするために、私がうつになる現象」を指します。

共通点として挙げられるのは、既読スルーをする方は思いやりにかけ、神経が図太く、もっと言えばデリカシーもありません。

しかし、世の中の8割の方は、そんなに気にしないのだそうです。それを聞くと私が悪い様に思えて自己嫌悪になって更にうつになるという悪循環。

とにかく気にしている事があまりに下らないのは頭ではわかっているのですが、そういう方とは100パーセント友人にはなれないです。

 

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話が毎回うつの話題になって申し訳ないですが、死にたいと思いながらも、毎日夢は実現している変わった暮らしをしているのも我ながら変わっています。

今日は大リノベーション中の大津オルタナティブスクール トライアンフの内装で私一人がこだわり抜いた(笑)壁にはめ込むダルガラスの配置と配色を決めました。

 

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2週間以上窓辺に様々に組み合わせを変えながら光を透過させて様子を見ていてのですが、工務店の社長さんから「今日は位置決めたいんですけど!」と呼び出しが掛かりました。

モチベーションがマックスに上がってしまった私は一枚2キロのダルガラスを息を切らせて運びました。


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家では北窓しかないので光線は比較的白いですが、実際の現場は南西の壁になる為に午後からの西陽から夕暮れにかけてが見せ場になります。

先ず持って色温度が黄色から夕焼けなどの日は朱などの暖色のネオンに近い色合いになります。

これがトップの写真を西陽越しに見たイメージです。

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この事から元々、ブルー系の寒色は色がスッキリ抜けてこないので透明度の高いブルーグリーンを一色だけチョイスし、後は西陽で返って深みが増す、深いグリーン、パーブルの2種バリエーション、ブロンズ(薄い焦茶)、ダークレッドの6色を購入していました。

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まだ室内は天井の鉄骨の梁が剥き出しで、壁は断熱ボードと冴えませんが、先の先を見越してイメージ。

抽象画的とはいえ、主張し過ぎると飽きますし、くどくなっては最悪なのが造作壁だと思います。「何これ?」と一瞬思った矢先に忘れてしまう様なシンプルなバランスにしました。

こういう作業もたまらなく楽しいのです😃

 

来週には薪ストーブを選びに行きます。本当はそのフォルムも大いに影響する筈ですが、ここまで来たらダルガラスの壁面コンポジション抽象作品に合わせて薪ストーブを選ぼうと思います(笑)

工務店の社長さんも、ダルガラスだけではない妄想だらけで優柔不断な施主サイドのわがままに快く(仕方なくかも知れませんが😅)応じて頂き、ベストを尽くそうと対応してくださり感謝しかありません。

毎回、現場を去る時は「色々ご面倒お掛けしますが、宜しくお願いします🙇」と深々と頭を下げるように心掛けています。

既読スルーの人はそういうこともしないんだろうなと思うと、可哀想に思えて来ます。

 

晴れ晴れとダルガラスの壁を作りたい夢が一歩大きく進んだところで、予約していた滋賀医大病院に行ったら、来月の19日と間違えていて、トンボ帰り。

また自己嫌悪になってうつ状態に戻るのでした(笑)