10年近くお世話になっている大津市市民活動センターさんでは、私が主催する大人の水彩画教室をはじめ、こどもアトリエ青ワークショップがきっかけで、沢山の繋がりの輪に入らせて頂いています。
今回新たに、大津市母子福祉のぞみ会さんの母子家庭親子のプレゼント事業で「お母さんに贈るカード作り」ワークショップをお膳立て頂きました。
※Facebookリンク記事をクリックして頂くと詳細をご覧になれます。
近年は、SGDsこども絵画コンクールと秋ほくほくでワークショップ講師をボランティアで行って来ました。
私の役目はアートに触れる事で心が癒され、家族はもとより他人との感動の共有を呼び込むツールになる様に配慮する事です。
この様にこどもと関わって来て、中には絵本作家を目指す夢を語る子もいれば、何となく面白い時間だったと思うだけの子もいます。
それは、どっちが良いという事は一切ありません。
夢を持つものは大いなる挫折が待っていますが、それが最高の糧になるので、どんどん挫折してもらえると幸いです。
挫折は希望ややる気を削ぐものとして、排除したがる大人や親はどんどん増えています。
でも、そもそも頑張ったり、努力を一定量しないと挫折出来ないのですから、悲しいことでも、可哀想なことでもないのです。
人生の大いなる学びは、そういう時に与えられます。それが頑張りに対する報酬であり、贈り物なのです。
とはいえ、ワークショップで幼児や小学生にこんな話はしませんから、ご安心下さい。
先ずは大人がそういう理解をしないと子供には伝えようがありませんから。出来れば人生の岐路に立たされて、「何故こんな辛い事ばかり起こるの?」と思われた場合は、充分頑張ってる自分を労って下さい。
奉仕ボランティアをすると、必ず贈り物が届きます。それはお金では買えないものばかりです。
夢を追って夢半ばで行き倒れたとしても、その人は物凄い手応えを感じているのですよ。絶対に「ああいう風になるから、やめてほしい。」と子供に言うのは避けて欲しいと願います。