セルビアのベオグラードにある芸術中学校に併設された子供教室Artistikum https://artistikum.rs
一度飛び入りゲスト講師でワークショップをさせて頂き、印象に残る体験をしました。アーティスト兼講師のアナ・ジャポビッチさんに日曜日だというのにお時間を割いてもらいました。その時に生徒さん20名の内12名が来てくれた様子は過去にも度々アップしました。
※アナ・ジャポビッチ先生と、私のワークショップ時の様子
こどもアトリエ青Sundayのポリシーと共鳴するステキなアトリエです。
クリスマスバージョンのワークショップも企画盛り沢山です。雰囲気を知って頂ければと思いシェアしますが、あくまでベオグラードでの開催で、こどもアトリエ青Sundayとお間違えのないように😆
🎅友達の皆さん、ホリデーワークショップのお知らせです! 🎄❄️☃️ NEW YEARワークショップの3つの日のうち1つに参加することができます!
✨アートワークショップ「親子」
土曜日12月 24日 午前9時半〜
4歳から7歳までのお子様とご両親と一緒の方対象です。 私たちのアイデアは、ホリデーの時間を愛する人たちとクリエイティブに過ごすことです。様々な素材からクリスマスツリーの飾り付けを、ママやパパとの合同👨👩 👧 👦で取り組みます。
✨新年のアートワークショップ
土曜日 12月24日&日曜日 12月25日
最年少の通常の絵画教室では、新年のツリーデコレーションワークショップに初めての方を歓迎します。 サンタクロースもいるかも! 🎅
参加費は1,000ディナールです。
グループ数に限りがあるため、お申し込み必須です! 私たちは休日の集まりを楽しみにしています! 🛷✨ ✨🎄
1,000ディナールは換算すると大体1,000円ですが、セルビア人にとっては2,500円ほどの感覚となります。
セルビアは12月からクリスマスのムードです。お正月という概念がないので、そのままツリーを飾って新年を迎えます。
普段の教室は、年代や嗜好に合わせて各自自由なのが良いです。
写真は広報用なのでどれも「楽しいよ」という笑顔とイメージに溢れていますが、宣伝なのでそうしているだけです。
その中には口数が少なかったり、発達障害や自閉症の子が沢山います。写真に写りたくないという子も多いのです。
絵を描くと饒舌になる感じ、気持ちが解きほぐされ絵として開放される様をまざまざと体験しました。
アナ先生もそこを非常に大切にして、子供に応じて適切に寄り添っておられました。
こどもアトリエ青Sundayでも、同じ事は日々感じますので、アートには垣根がなく世界共通だと強く認識させられます。
大津オルタナティブスクール トライアンフでの水彩画の時間もそれは変わりません。
アナ先生も大事にしているテーマはそこだと私は感じました。
とにかく繊細であろうとダイナミックであろうと、画面から描き手の一面が一瞬で読み取れます。
描いた本人は何かの自己開示を強要させられたという自覚・負い目がないのがメリットです。ただ好きに描くだけなのです。
今では私の在り方はそこに意味があると考えるようになりました。私と時間・空間を共有することで、お互いにスイッチが入ります。
この教室では他に音楽やリトミックもあり、好みに応じて選択出来る様になっています。それについては冒頭のサイトで色々ご覧になれます。
また芸術中学校(日本で言うところの高校)には演劇やファッションの学科があり、舞台で発表会をする機会もあります。
下の写真は小さな子供がそこで発表会をした模様をプロのカメラマンが収めたもの。どれも厳選された最高の瞬間ばかりで、これは出来過ぎに見えます。
でも、ここでも言えるのは芸術が子供に与える力、芸術を通じて家族がひとつになる時間は底知れない人生の肯定感を持てるという事です。
ここには「何故生きなきゃならないの?」に対する答えが垣間見られる気がしますね!