アトリエ青 Atelier Blue

画家・アートディレクター 石田泰也の日々の活動風景をお届けしています

アートと関係が深い話

アートに関係ないようで、とても関係が深い話をします。身内や自分自身を発達障害、知的障害、精神障害に区分するべきかどうか?区分されたら定型発達人(発達障害の反意語)、健常者より劣ると卑下したり、差別的な扱いを受けて不利な人生を歩むと考える方が多いと思います。

そもそも、発達障害と知的障害の違いは何か?どこがボーダーラインなのか?など専門知識がなければ難しいと考えて、考える事自体を放棄する方も多いです。ハッキリ言うと全員が違います。 健常者だから同じ人格や体力かと言えば、何から何まで違いますよね。それと同じです。

障害とついたからと言って極端に変わっている訳ではないのです。それぞれの個性もあります。だから開き直って堂々と生きれば良いのです!

また先天性の障害者もいれば後天性の方もいます。こういう事を考えるだけで頭が痛くなる方もいるでしょうから、そういう目的でこの記事を書くつもりはありません。私の経験では発達障害の方にアートに優れた才能を発揮する方が多いです。そこは凄い長所です。


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以前もお話しした様に私自身が発達障害(ADHD)であり、後天性のうつ病と12年以上付き合っています。私はそれらを今では全て自分の能力・個性として転換する様に心がけて生き延びています。自分でそういう自分を肯定しているのです。

うつ病は回復したと思ったら再発したりします。そういうものだし、仕方ないと考えて自分が好きなことをする様にどんどんシフトしました。それでコラボワークショップも始めたところはあります。私の場合アートと関わる活動はドンドン出来るのです。イエスマンの様な会社員は絶対に無理だとわかりました。


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家庭の中や家族、身内でストレスになっている事、ボタンの掛け違い程度のことが、徐々に問題を大きくして人に話すのも憚られる様な悩みを抱えている方。そういう方が知っておくと現状よりはマイナス方向に行かない術をお伝えします。

成人した社会人の子供が、やたらに暴言を浴びせたり、ヒステリックに怒ってくるので悩む方。

そういう子は過去のストレスを一番出しやすい対象に攻撃します。ある意味聞いてくれるという期待が大きい反動でキレたりします。そういう事態に直面した場合は「一体どうして欲しいの!?」とか、言い返すのではなく、自分をホログラムに例えて通り抜けて後ろの壁に刺さるイメージで回避して下さい。

まあ、言うほど簡単ではないのですが、少なくとも問題は成人している子供自身の未熟さ、甘え、信頼関係に根差している訳ですから、聞き流すしかないのです。「ふんふん。」と、聞き流しましょう。それだけで、相手は少し気が晴れるので、雨が止むのを待つ気分でやり過ごして下さい。

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幼少期から自立するまでの成長過程で大事な事として「目を離すな、手を出すな。でも決して無関心ではいけない。」というのがあります。

これは先日託児のエピソードでも触れましたが、コミュニケーションはこの順番で展開します。

触れる・触る ▶︎ 聞く ▶︎ 話す ▶︎ いる ▶︎ いない

ここでわかる様に最初は赤ちゃんなので身体を密着させて育ちます。人間も動物もそうですね。親や周りの人の会話を耳で聞いて理解したら、話すようになります。

いるというのは、親がそばにいる(家にいる)という事です。思春期以降は極端に会話が減ったりしますが、ここで親は子を思って身近に存在するかしないかで大きな違いが出ます。物理的な距離に限らず、親の意識の中にしっかり存在しているか否かがとても重要です。

最後のいないは、子供が自立して親元から離れる事が自然の摂理の様に訪れるという意味です。このように成長段階で心🌞と身体の距離は反比例し、離れても精神的な支えになり、想い合うようになる。これが本来の自立です。幼少時から思春期に掛けて、しっかりと依存しておかないと(甘えておかないと)、青年、成人期に自立は出来ないのです。


いい子だけれど、気が弱くて叱ると落ち込みやすいおとなしい子への有効な叱り方。

言うべき事を言う場合、自己評価が低い子に上から目線で意見すると、余計落ち込む場合があります。その場合は家族の別人に伝えて間接的に子供が耳にする様に配慮すると効果が見込めます。陰口ではなく心配して、「注意しないとこんな危険があるんだって。怖いなぁ、心配だなぁ。。。」と言うのも手です。


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親が良かれと思って子供の選択肢を決めて掛かる場合も多く見受けられるかと思います。いくらそれが最終的に正しい道だとしても、提案は複数用意して、その中から自分で決めさせる事が大事です。

これまでの失敗を人(親)のせいにする思考を、自分に決定権を与えられた事により、もし失敗してもいい経験になり、それは今後の判断材料として使えます。挫折をバネにする術を身に付けるなどが挙げられます。

また何か相談された場合の助言の仕方としては、選択肢を3つ以上複数用意して決めさせるのが理想ですが、その内一つは捨て駒でも構いません。あるいは2種類のいいとこ取りなどの発想も浮かぶかも知れません。

これらは私がうつ病を患ってから画業と並行して青少年から大人の福祉関連施設で就労して得た知識であり、こどもアトリエ青のワークショップや託児サポートの際に取り入れています。参考になる方が一人でもいれば嬉しいです。