心身不調の為に休職に入り早20日。3月末日をもって生活支援員は退職扱いになる事が決まりました。そして、大津市外へもうすぐ引っ越します。教室をするモチベーションに全く至らず、再開の目処が立たないまま大津を去るというのは、心苦しい限りです。
それでも落ち着いたら月に2日だけでも大津に来て教室をやれればとは考えています。子供のワークショップの要望も受けているので、これも善処したいところ。でもそれ以上に静養が必要な状態です。どうかご了承下さい。
※作品は旧作です
休んでいてもテレビの報道は極力見ない様に徹しています。理由のひとつに孤独死や孤立というワードが頻出する度に違和感を覚えるという事が挙げられます。孤独は命あるものそれぞれが抱える命題であり、否定的な言辞ではないのです。友人・家族・仲間などの他者の対語であっても、人間にとり孤独は必要なものであり、絵を描く時の必須条件でもあります。多くの他者との関係があってこそ沈思黙考するし、1人で何かに向き合う時は冴えるもの。その意味で私にとって孤独はむしろ肯定的な言辞なのです。
一方で孤立は、ただただ否定的な言辞です。他者や連帯などから全く排除されてしまっており、悲痛な叫びを意味します。だから孤独死というのは本来は孤立死と表記するのが正しいのではないでしょうか。
今、私は弱っていて、でも多くの方の助けに支えられて生きています。孤独な時間はたっぷりとありますが、全く孤立していません。なんとありがたい事でしょう。今はその事を感謝して噛み締めて生き直して行きたいし、また絵が変わる岐路に立っていると感じます。いづれは最高の孤独(作品)をお見せしたいと思います。