今日の水彩画・イラスト教室は、2名の予約者が共にキャンセルとなりました。それを逆手に取って自分で一枚描くことにしました。モチーフはこれまでも描いてきた友人ブランコのアパルトマンからの眺め。過去の物から順にアップしましょう。
① これは恐らく2016年の作品です。
空に一本の筆を這わせたところが面白かった事だけ覚えています。肝心の建物の景観が曖昧すぎます。
② 2017年の作品。
早描きに移行した頃の作画だけあって瞬発力のみあります。これは下の絵を購入してくれたお礼にブランコにプレゼントしました。
そしてこれが今日描いた③ 2020年
色彩を殺すことを意識してみましたが、私的にはこれまでで一番好きな絵になりました。クレヨンをあしらったり、アクリル絵の具の白で紙残しを再生するなど、これまでもやって来た味付けをしています。空をブルーでなくこげ茶(バーントアンバー)メインで着彩したのは初めてですが、画面下半分に散らしたブルー系と殺し合うのを避ける為です。
そんな訳で無人の教室を有意義な時間にする事が出来たのは幸いです。