今日は、先日終幕を迎えた国際水彩画交流展の東ヨーロッパの作品群をご覧頂きます。
セルビアの偉大な水彩画家であり、絵を通じた子供の精神育成に尽力した故ミロシュ・ジュリチコビチ氏を偲んで開催され10回目となるMemorial MBDj 。水彩画を描く時間を慈しむ様な作家達の25作品が並びました。
基本的には透明水彩ですので、白絵具は使用せずに描いています。イギリスで発祥し、ヨーロッパ全土からロシアでもポピュラーな画法ですが、アクリルがメインのアメリカでは、未だに作家の人口が少ないのです。
私はこれらの作品全ての描画を再現出来ますが、作家の人生や人となりは唯一無二のものであり、その事を喜んで賞賛するべきかと思います。
今年はマケドニア、キプロス、ボスニア・ヘルツェゴビナ等、旧ユーゴスラビアの方々にネパールの作家も一人だけ混ざりました。
マテヤ君は関わりをもって5年目ですが、こうして日本の展示に立ち会うのは初めてなので記念写真。
おまけ公開で私の展示作品一枚「ゼムンの午後」。
また引き続き作品をアップして行きます。