アトリエ青 Atelier Blue

星つりじいさんの日々の暮らしをお届けしています

好き勝手に描けた

イスタンブールかな? と思える路上のパン売りのいる風景。無造作に積み上げた草鞋の様なパンはお洒落でも可愛くもなく、いい意味で飾り気が皆無です。しかし、何故か美味しいんだろうなと思えてくるのが不思議!

店員のお兄さんもポケットに手を突っ込んで、愛想もクソもないのが逆に信頼出来ます。私はエプロンやキャップをして、如何にもお洒落なパン屋ですって言うのは苦手です。それは表面的なイメージ戦略だと思うからです。

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今日は、本質だけを好き勝手に伝えたい風に筆が動きました。これも施設にいる利用者さんとのワークショップが余りにも面白いやり取りに満ちていたせいです。

腹から楽しいと感じてお互いが交互に描いてみせました。それとずっと話しながら描いている時に更に電話が掛かって来て、そのやり取りに一生懸命になり、絵は頭を使わずに手だけで描き進んだ成れの果て感が味になったと思います。不味そうでいて美味いのか、やはり不味いのかわからないパンと同じように変な絵だな〜