今日は七夕ですね〜。と投稿しようとしたら日付けが変わってしまいました(笑)
子供の頃、七夕の短冊にどんな願いごとを書いたかなぁ〜などと思いを巡らせると、覚えているのは「こんちゅうはかせ(昆虫博士)になりたい」という一枚だけでした。
たぶん生き物を飼うのが好きな少年だったからでしょう。
沢山の昆虫や家で捕まえたネズミ、小鳥、亀、モルモット、犬など色々飼って学習したのは「死」だった様な気がします。
生きていたものが翌朝に死んで動かなくなってしまう姿は儚く、抜け殻を見る様でした。
最近の自分の風景画は儚さを描く事で逆説的に人の営みを際立たせたいという思いが強く出始めています。
「慈(いつく)しみシリーズ」と自分で名乗っているこの連作を11月に開催する今年最大のイベントであるセルビアでの個展に向けてどんどん増やして行こうと思います。