アトリエ青 Atelier Blue

星つりじいさんの日々の暮らしをお届けしています

ファミサポ講習会へ

昨日のライブペイント後に大盛りラーメンとお菓子を食べたのに、帰宅したら1キロ体重が減っていました。この2日間の神経衰弱を物語るエピソードですが、終わった事をウジウジ考えても仕方ありません。もう教室作品展は私の中では終わったも同然なので、まだまだやるべき事にシフトして行こうと思います。

私の最重要課題としてこどもアトリエ青の活動を更に充実したものにして行きたいのです。それと身の丈に合わせて活動している子供の託児はひとつのフィールドとして括っています。

コロナで中止が相次いでいた大津ファミリーサポートセンター(通称ファミサポ)講習会がまた稼働するとのご連絡を頂いたので、全講座を申し込む事にしました。一先ず今日一日は静養に専念して、明日は「幼児安全法」講習を受けに行きます。

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自分の益を図って自分の事だけに目を留めず、人の益を図って他の人の事にも[目を留め]なさい。という聖句があります。自分だけは上手く生きたいとか、人より自分の利益を優先していては、いつまで経ってもいい絵など描けない。絵はリトマス試験紙の様に自分が試される結果を突き付けられるものであると、私個人は考えています。

とはいえ、私も気がつけば自分の利益に走っています。それに気付いたら、ふと聖句を思い出して、私が色々と他者から益を図って頂き、今に至る事を思い起こすのです。それにより、また誰かに図っていく事に最大の配慮をして行かねばと反省する。その繰り返しです。

そうでないと絵描きなど文の値打ちもないのですから。。。

ライブペイント動画

今日はワークショップに6名の参加者がお越しになり、午前中いっぱい楽しんでもらえた様子でした。これをきっかけに透明水彩の振興に繋がれば幸いです。

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午後は絶不調の精神状態のまま過緊張の状態でライブペイントに臨みました。公開制作はこれまでよくしていますが、ライブペイントとの違いは一体何でしょうか?

公開制作は教室内のレクチャーの延長線上にあり、ある程度は受講生自身の作画に取り入れる要素を含みます。ところが、ライブペイントは全ての予定調和や、普段伝授している技法や段取りを裏切っていきます。その時私は講師ではなく絵描きになります。

私自身が着地点を見抜けない方向、まとめ切れない方向に流れるように配慮する事で絵の本質を目指そうともがいて格闘する様そのものを露呈します。そこに立ち会う事に意味があります。

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この画像は結果であり、データに過ぎません。興味を持って頂きながらも、あらゆる諸条件で原画と対面出来ない方に向けてアップします。そして今日は初めてこれも仕方ない妥協ですが、50分の作画工程を約4分に編集した動画を作りましたので、ブログ読者の方へ届けます。

https://youtu.be/mDZNFgbhOvE

それにしても、命を削る思いで企画したライブペイントを鑑賞した受講生が、たった2人とは驚きです。講師の私を立てろとか敬えとか言っているのでは決してありません。単純に絵描きとしての私に対する好奇心が湧かないのに習っているのが凄いと思うのです。受講生との感覚が乖離し過ぎて私にはもう理解出来ません。残念です。

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