アトリエ青 Atelier Blue

星つりじいさんの日々の暮らしをお届けしています

今日の一枚は、難産

 

昨日に続いてセルビアのゼムンの街角を描きましたが、思いのほか難産でした。

私は大抵長くて45分程度で一枚を上げるのですが、90分も掛かりました。

 

横幅33cmくらいなので、調子に乗れば30分で描けないといけないのです。

このサイズでそれ以上描くと、達者感が出てしまいます。

 

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途中で調子が悪くて、心が折れそうになりました。

 

やむなくアクリルの白で補正して、もう一度透明水彩を乗せたりして何とか仕上げました。

すると案の定、達者感が出てしまいました。

 

達者感が嫌と言っても意味がわからない方が多いと思いますが、一生懸命描き込んだ感じと言えばわかりやすいでしょうか?

 

もうそういうのは卒業しないといけなのですが、まだまだという事ですね!

でも、今までの絵とは少し違い、どこか魅力はありますね〜

 

きっとセルビア愛が滲み出ているからかも。。。

 

卑下してるのか自慢してるのかわからない文章ですみません (*≧∀≦*)

今日の2枚。 大津とゼムン

 

昨日は抽象的に風景を描きましたが、そのまま突っ走るかと思ったら戻りました。(笑)

 

今日はJAZZの様に乗って描く気分です。

 

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これはいつもアート仲間と交流しているスカイプラザ浜大津6階からの眺望。

 

ビルの影が浜に向かってグーンと伸びた感じが、まるで自分が巨人の中に入った様な錯覚を覚えて愉快!

それだけを描きたいと思いました。

 

サービスで船や、遠くの通称「近江富士」と言われる「三上山」も入れましたが、主題はです。

実際より湖面の縦幅など広めに描いてバランスを取っています。

 

 

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こちらはセルビアのゼムンの街角。

向こうの仲間と散歩し、青空市場に向かう途中で出くわした風景です。

 

今まで車が邪魔だなぁーと思い、手をつけないでいましたが、何故か今日は車が良く見えたのでサーッと描きました。

 

アイスクリームで出来たアパルトマンや車がじっくり溶けてる様に歪んだところがこだわりです。

 

画面中心に男性が一人歩いていますが、一般的には中心は避けるべきです。

車達とにらめっこしている風になったら面白いと無意識に思ったのだと思います(笑)