しばらく絵を描かない日が続いていますが、只今、転職活動をしています。絵描きである事は一切変わらず、教室運営も大事にやっています。その上で、現在の福祉の勤め先を辞めようと決めました。理由はさすがに書けませんが、次の職場が決まり次第辞めます。こういった事を自分の立場が悪くなることなど危惧せずに書くのが私の生き方です。もうこれ以上悪くなる事もないからでもありますが(笑)
絵はどういった時間を過ごすかで全てが決まるので、そういう意味では今の局面も非常に意義があって充実しています。中で、先日はこれまでとは違った福祉の現場に実習で赴いて、希望や夢をもらうのは利用者よりも、むしろ支援する職員の方なんだという気付きは最大の学びでした。これは自分が役に立っているとかの自負ではなく、お互いを必要とする家族関係に近い自然の摂理のようなものです。
ご飯を作り一緒に食べ、一緒にお風呂に入って、ゲームをする。その時間の何と幸福なことか! 自分の子供と過ごした至福の時間がまざまざと蘇ったのです。 皆んなが寝てからは、素っ裸で風呂掃除をして、明け方に朝食をつくり、トイレを磨く、その何と清々しい気分! 今までトイレ掃除は苦痛でしたが、初めて喜んで従事出来ました。 綺麗にする喜び、やらせてもらえて嬉しいと思ったのです。
そして、その合間を塗ってシ・オ・ミ師匠の映画制作です。現在3本の短編映画が進行しています。
ズッコケアクションあり、滑稽でバカバカしくて、崇高なテーマなどは何もなく、あったとして見せかけでしかない。ただただくだらなく無意味なものを目指しています。子供の時に放課後に夢中で遊んだ時間に一番似ています。そういうことで奢りがちな自分を振り切れます。
これは魔法を掛けられて、狼狽するシーンですが、この後ゲリラ豪雨に見舞われて1時間雨宿りする羽目に😅 この時間がまた楽しい
短編映画は師匠のYouTube番組に組み込みアップしていますが、収録は全てアドリブで、打ち合わせはありません。師匠を思わず笑かせることが至福の喜びであり、そこは結構真剣勝負なのです。YouTube番組はいかに認知度を上げるかというユーチューバーの目指す方向とは全く真逆を行くように配慮しており、私達に関わりのある方にしか面白さが伝わらないように作っています。これも日記だからです。
そういう時間を過ごし、絵はひと息ついた時にぱっぱと描く。真剣に向き合ったり格闘したりすると碌なものにならず、完全に遊ぶのが絵である様に持って行きたいのです。