お蔭様で国際水彩画交流展が開幕しました。助手として手伝ってくれたKさん、県民交流センターの方々に縁の下の力持ちとして支えてもらって、感謝の心で包まれました。
交流も足掛け9年目となりますが、私が関わって以降、東ヨーロッパの情勢がこれほど緊迫感をもって報道された事はありません。
セルビアの名前は報道で頻出する機会が増えましたが、それらは100%の確率で軍事や国際政治絡みなのですが、実際の市井の人々は、家族との食事、友人たちの時間を慈しんで、日々平穏に暮らす事を望んでいます。
スポットを浴びるのは、マイナス要素ばかり。3日には小学校での銃乱射事件が発生しましたが、非常に稀な事件であり、決してそれで怖い国だと多くの日本人の方が思い込まれるのは心外であり、偏った情報に操作されないで頂ければ幸いです。
私にとり、底知れぬ魅力を讃えて、穏やかで、時間が緩やかに流れるセルビアの空気を絵を通じて添えています。
2点の原画は、初公開ですので、この機会に併せてお楽しみ下さい。
「ゼムンの街角」
「木立ちと古い校舎」
9カ国から集まった入選作品25点は、期間中に是非対面してご覧頂きたいので、今は雰囲気だけをお伝えします。
この展示会が緩やかな時間をお互いに共有出来る機会になれば本望です。
※ 諸事情によりまして、マジシャン シ・オ・ミ氏が出演出来なくなりました。予めご了承の程どうぞ宜しくお願い致します。