昨日は、ここ４年は一年の内、３００日以上は時間を共にしているシ・オ・ミ師匠の企画「ピエロ🤡リサイタル マジック&ジャズ」でした。シ・オ・ミ師匠の圧倒的魅力の凄さは仲間の繋がりの多さに比例しています。その恩恵をすっかり私も得て、私もマジシャンやミュージシャンとの沢山のご縁を頂いています。
舞台装置として、以前師匠の為に作ったアクト（演目）用のアートを上手くアレンジして使って頂きました。そして、私と師匠が何故ピエロ🤡とタイトルに入れたのか、そこにどの様な想いが託されたかを即興トークしました。
毎日の様に時間を共有しているので、打ち合わせや台本はなくてもいくらでもトークは出来ます。下手をするとトークショーで２時間終わる危険がある😅ので５分で終わらせる事だけを決めていました。
師匠のイベントの魅力はフェリー二の映画の様な不思議な郷愁を湛えて、ジャンルを超えたパフォーマーが渾然一体となり、終わってみないとどういった内容になるかかが掴めないところです。いわゆる予定調和ではなく、二度と同じ空間やステージはないと言うところでしょうか！ それを皆んなで作り出していく過程そのものが楽しいのです。
中でも大道芸・腹話術師ニッシャン堂は、人との縁や芸のお蔭で如何に人間として立っていられる様になったか！ 亡き父を舞台上の古い人形に見立て、その人形が演者を見守る姿を通じて本人は初めて舞台で感極まり、何度も泣くのを堪えながらの舞台になりました。その姿に師匠も私も全員が心を撃たれて涙しました。それぞれが普段はプロでやっていながら、職業的な垣根を超えて、いち普通の人として自然体でそこに居ることに意味がある。そんな教えを師匠から学んだ最高に普通な日となりました。
お越し頂いた皆さまと出演者全員に感謝申し上げます。
