格闘の軌跡

「比良の暮雪」をモチーフにした絵を納品するために、いつもの調子でサク〜〜と描こうとして、結構格闘しました。

①

 これは空想で描いてます

②

 気に入った写真を元に写生的に

③

 湖面をフラットな青で塗りつぶしていい感じに。。。

この他にも２枚ほど捨ててしまったものがあります。

読者の皆さんはどれがお好みでしょうか？

②と③は、ほぼ同じ構図ですが、②が描写に徹したのに反し、③は描写を控え目にしたことで情報量が減り、逆に満たされるものがあります。

ここまで至るのにすべての絵は必然的に存在意義があったのですが、これではまだ納品出来ません。

次の④で決めたいと思います (*≧∀≦*)

軽く描いても重量感

寝起きで珈琲を飲むより一枚描く方がリラックスする私です😊

今朝は雨上がりの濡れたホームに映る紅い列車。

一人の駅員がすべてのドラマを背負った感じに描きたいと思いました。

 一本の細い平筆でトーストにバターを塗るように描いても列車の重量感が出たのは自分でも愉快でした。

私は車の免許も持っていないし、バイクに乗ったこともありません。

それだけに乗り物を描くとセンチメンタルな旅感を感じます。

乗り物 ＝ 移動

移動 ＝ 旅

いい気分になりますね！