アトリエ青 Atelier Blue

星つりじいさんの日々の暮らしをお届けしています

痒みのない質感

今日はシャワーヘッドを塩素浄水機能付きのものに初めて取り替えました。塩素というのは、カルキとも言い、学校のプールに先生が錠剤を投げ込んでいた白いあれです。水道水の衛生を維持するためらしいのですが、これがアトピーや敏感肌の方の被害を助長するのです。一般常識だったのかも知れませんが、私はこの歳になりようやく意識しました。

シャワーしても直ぐに頭がむず痒くなったりするので、色々と薬用シャンプーを試したりして来ましたが、何のことはない、シャワーヘッドを変えるのが先決だったのです。お蔭で何となくストレスから解放されて、いい気分のまま私が一番好むトワイライトタイムを描きたくなりました。

f:id:IshidayasunariART:20190505221523j:image

路面は雨上がりで街明かりや車のライトを映しこんでいます。透明水彩では、滲みを最大に使ったぼんやりしたテイストの絵をよく見ますが、何にも興味が湧かないので、あえて建物をドライな質感にして、その事で路面の溶ける様なライトを助長してみました。つまり路面はそんなに滲ませていません。

空も既に雨雲が去った感じにしました。これは頭の痒みがなくなった爽やかな気分がそのまま画面に反映したのでしょうが、そんな些細な原理で絵が変わること自体驚きです。