アトリエ青 Atelier Blue

星つりじいさんの日々の暮らしをお届けしています

幸せをもらえてありがとうございます

今日は「木曜絵画」という名の教室の日でした。そこでは2年と少しの間、熱心な3名の受講生さんをみています。この方達は3人とも必ず家で一枚描いてきたり、私の顔色を顧みず構想を主張したりと、主体性がとてもあるのです。これ程、嬉しい事はありません。講師の意見を頼りにする事は構いませんが、描くのは自分だから好きなようにすれば良いのです。私も私の絵を描くだけです。側から何かを言われたくありません。理解されようとも思いません。届くか届かないはフィーリングでしょ!

3人の方は、描くことが幸せというところまで来たなぁ〜と、ありがたいなぁ〜と感謝しました。そして、講座が終わってから運営責任者の方とお話しをさせて頂き、早ければ年内で教室を閉じさせて頂きます。その後、準備期間に入ってセルビアに移住しますとお詫びしました。でも3人の方は、何も心配なく描いて行かれますよとお伝えしました。

f:id:IshidayasunariART:20180614232033p:image

とは言え、私自身が個人で運営している水彩画教室は、まだいつまで続けるか(いつ辞めるか)を決めていません。

こちらには15名の方がいますが、これだけいらっしゃると個性や性格もまちまちです。私としては一切ブレなく、どんな方であっても対応します。しかし、絵を描く度に、稚拙な表現を卑下して下手くそと自分で決めつける方が絶えません。そう言う方は決まって「子供の絵みたいになってしまった」と子供の絵を否定的な喩えで使います。そういう時、私は絶望を味わいます。この様な発言をする方を救う方法がないからです。

今までそれは不謹慎で間違った考えだと何度か言いましたが、何も伝わりません。最近は「上手く描こうと思った時点で足元を救われますよ。」と言いなおす様にしましたが、無駄でした😅

それでも、お金をもらっていますからコツや技法だけは教えはしますが、これほど虚しい妥協はないのです。そんなものは心がなければ、何の意味もないのですが。