地元大津を描くシリーズ再開です。
勢多の夕照と書いて、せたのせきしょうと読みます。
瀬田川に架かる歴史的建造物である唐橋。
夕刻になると時間が昔のようにゆっくり流れる感じになるのが不思議です。
この作品はネットで閲覧した昼間の写真を一旦白黒にして、夕刻のイメージで勝手に色付けしました。
もえぎ色っぽい黄緑系の空。自然界ではあり得ませんが、これぞ絵の醍醐味です。
黄色い銀杏に夕日が重なると実際は黄色がきつくなりますが、敢えて抑えています。
それでも眩しく見えるのは、紙の白を残しているからです。