現地時間12月29日の19:00(日本時間で30日の3:00 )ベオグラード。
MINI AKT 2015オープニングレセプションの様子です。
年末のこの時期に大人が関心を持って芸術と親しむ。
この様な光景はセルビアでは、ごく普通の事です。
出品作家はプロアマ問わず。賞がないのが良いです。
私の教室では自分が出展していても観に来ない方がいます。
また出品されない方は、自信もないし人様にお観せ出来るものでないと必ず仰ります。
その度に何か勘違いしてらっしゃるのではと問いかけます。
人目に晒すことで心が裸になり、肩の力が抜けます。
それで自分の欠点と良さの両方が見えるから作品展をするのです。
そこまで言うと更に他人より劣っていることを認めるのが辛くて逃げます。
そういう方は損をしています。
何故他者を認めて敗北を受け入れられないのでしょう?
いえ、敗北というと語弊があります。上手い下手でもなく、つまらないが正解です。
こういう率直な意見は、営利上不味いのは百も承知です。
抵抗感が顔に出る方が大半です。
でも私は伸ばすためなら、言うべきことを言います。
それで辞める方は辞めて欲しいです。
展示会はいつも絵描きの学びの場なのです。
私自身、未だに恥を晒してます。今回も最悪なつまらない作品です(笑)
その気づきが最高なのです!