コンディションに関わらず描く方を選ぶことで悔いがない生き方をする。自分の絵に辟易していても向き合う強さが欲しい。強がることより弱さを認める道を行きたい。そんなことをずっと反芻しながらの作業となりました。そう願いつつ、眠るように描いたのがこの一枚。
何も発見がない絵となりました。
次は水性ペンで軽く下描きをしてからの着彩。絶対に上手いとか達者とか言われない様に気遣いをしているものの、それが極端に曲がった塔に出過ぎてしまいました😆
それでも、防波堤の湾曲したカーブを描くとやはりこれでいいのだと合点が行きます。
空・山・波。これらが自然のフラクタルという規則に沿ってタッチを激しくしたのは、建物の数学的な規則との対比を狙っての事です。
水性ペンによる線がわずかに露出していますが、フラクタルと数学的なもののバランスを上手く繋ぐ役目を果たします。水彩ペンとの共存は、よくあるペン画水彩とは絶対に違います! どう違うのかを今後は示して行こうと思います。