アトリエ青 Atelier Blue

星つりじいさんの日々の暮らしをお届けしています

待ち時間

まあ、本当に絵を描かなくなって久しいのですが、今日はちょっとした待ち時間に落書き気分で一ヶ月振りにドローイングしました。「エクスマキナ」以来、興味を持っている女優アリシア・ヴィキャンベルが、ヴィム・ヴェンダースの新作「世界の涯ての鼓動」という、かなり前の旧作「夢の涯てまでも」になんだか関連したのであろうタイトルの映画に出演していると知り、目に留まったのです。

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横のタッチを封印して直線は縦のみにしたのが、唯一のこだわりです。

コケ芸

マジシャンでありながら、絵描きの私にとっても、偉大なる存在シ・オ・ミ師匠。当ブログでも度々逸話を披露する機会が多いのですが、普段から大体は人から蔑んだ目で見られる事を進んで実行する様に心掛けています。これはあくまで道化であり、迷惑行為ではありません。

恐らく私に指令を出して素直に従う人物は、シ・オ・ミ師匠しかいないと思います。それほど大いなる学びを得られる圧倒的な存在なのです。今日も師匠のYouTube番組「シ・オ・ミとアホーな仲間たち」の撮影で4時間あっちこっち動いていました。

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師匠の目に入ったのは、ボウリングのピンの被り物でした。無言で被って踊りながら回転する師匠をすかさず撮りました。流石に堂々とした馬鹿っぷりです。

師匠は、次に黒いピンの方に私が入って転ける様に言われましたので、ふたつ返事で実行しました。私たちの間ではコケ芸と言い、ただ跳び回っては転けるだけのシンプルな動作で、どこまで味を出せるか! なかなか難しいとされる芸なのです。

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ビートたけし明石家さんまなど、その世界では名の知れた名人級のコケ芸には遠く及ばないなりに、初めての被り物の割には思い切って転ける事が出来ました。私も55歳にして、ようやく念願叶ってコケ芸にチャレンジさせて頂けた事は嬉しくて仕方ありません。

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ラウンドワンのスタッフの方々は、我々の行為に見て見ぬ振りをされていましたが、またチャレンジに伺いたいと思いますので、何卒ご承知おき下さい。