2023年 トライアンフマルシェが昨日日曜、盛況の内に開催されました。
いつも一緒に絵を描いている中学生K君は自宅で描いた抽象画を3点持参。これがとても良いのです。オリジナリティーとセンスに溢れています。
どれも透明水彩の絵の具の硬さ(水分量)を変えて描いています。
中でもこの小さな一枚はスポイトで色水を垂らしてから、ドライヤーを掛けて移動させたり、広げたとの事。
非常に繊細、且つ大胆さが同居しており本物のアートです。
ギャラリーにあれば直ぐに売れるでしょう。
かねてから言うようにアートはプロとアマチュア、高い安いなどで一切価値は決まりません。個人的に好きか嫌いか。本物かそうでないかしか区別できないのです。
本物か否かは判断基準をテキスト化出来ません。造形探求し、審美眼があるものが直感で感じ取るものです。
※「本物」の反語は「偽物」とか「贋作」ではなく「心がない」です。
彼のご両親ともお話する機会を得て、本当に感謝します。私には画家を育てたいという人生の目標がありますが、どちらかと言えば、育てるというより発掘すると言った方がピッタリ来ます。
K君は私にはないセンスを秘めているという事を確信したので、サポートだけしたらどんどん自分で開拓して行くと思います。それを拝見させてもらえる事は私が恵まれていると思います。
子供やスタッフ、私とのコラボ作品、またマルシェの準備中に即興で描いた星つりじいさんの作品も3点、全て500円で販売しました。
子供達がたまたま星つりじいさんの描き下ろし2枚を買ってくれました。
中の一枚がこれです。
この事からも分かるように子供は直感で気に入ったものを選ぶのですが、それと同時に本物を見分ける能力があるのです。
これも嬉しくて「ありがとう」の気持ちで一杯でした。
自家焙煎のカフェも大賑わい。スタッフと子供で切り盛りしました。
OBのY君は独学でマスターした「カード(トランプ)の予言」と「カップ&ボール」というマジックを披露。しかも全部英語で話しました。
私は後見役(助手的なもの)を頼まれて横にいますが、マニュピレーションと言われる手業のみで魅せる難易度の高いマジックで喝采を浴びました。
保護者の方が機転を効かせてご持参頂いた手作りの射的グッズ。託児で関わっているFちゃんがハマってしまって、100発くらい撃っていました😆
この他にも色々会って、文化祭とお祭りと心地良い交流が渾然一体になった時間でした。
アート作品はトライアンフに残っているものをメインに展示していますが、かなりご自宅に持ち帰って頂いている作品があるので、それは5月の滋賀銀行本店ロビーでの展示会で披露させて頂きます。
子供達が好き放題に遊んでいる傍らで、親の会ワクワクも開催。市議会議員なども交えて意見交換をしました。
最後は子供に風船🎈を手渡す事も出来て、星つりじいさんとして半日を終える事が出来ました。
トライアンフマルシェ終了後は、新拠点でのピザ釜作りに行ったのですが、これについては長くなるのでまた追ってアップします😊