アトリエ青 Atelier Blue

星つりじいさんの日々の暮らしをお届けしています

絵画とマジック

晦日・元旦とはおよそ無関係な小津安二郎監督を通じて「映画と絵画」についての考察の連投しました。

実は年末からイラスト案件の推敲をしているのですが、イメージがなかなか固まらないので、気晴らしで違うことをしたのです。

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イラストの場合、「ああでもないこうでもない」と描いたりはせずに、通常は降りてきたイメージを一気に紙に焼き付けるように描きます。

漠然としたまま描き始め、また考えては描くという行為は「星釣りじいさん」絵本原画を描いた時にしました。あの場合は物語があるので、全体像を小分けしないと把握出来ないのと、絵コンテ的な意味合いも含まれていました。

今回の案件は、一枚の絵だけど物語をも感じるように、しかもその物語は押し付けではなく、色んな解釈や読み取り方が出来るようにするのが目標です。

なので、イメージありきだけではなく、その場の思いつきを積極的に取り入れようとしているのです。最終的には線はあまりなくて、透明水彩ならではの質感にしようと思っていますが、納得いくフォルムが出ないというのも悩みです。

という事で、作業はまだまだ時間が掛かるので、昨年台風の影響で急遽中止になったライヴイベントで行う筈だったシ・オ・ミ師匠との「絵画とマジック」トークショーのご案内です。

下は中止になった9月17日のチラシ一部拡大です。

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◆「マジックの集い」

◆ 2023年1月22日(日) 14:00開演

大津市市民活動センター中会議室  ◆入場無料

※ 内容はマジック関連の色々な出しものの後に「絵画とマジック」に何が共通しているかなどについてのトーク(15〜20分程度)となります。

シ・オ・ミ師匠と日々、お茶をしながら語りあったり電話で話している内容や、コラボする中で、お互いを触発するエピソードを含めて即興で独断トークをします。師匠はお客さんが全員ひっくり返るようにしたいそうです(笑)

この場で宣伝しても誰も来ないのは承知していますが、マジック目当てのお客さんで既に満席になったそうです。可能であればトークは録画したいと思いますので、追ってご案内します。非常に関心があるという奇特な方がいらしたら楽しみにして下さい。