アトリエ青 Atelier Blue

星つりじいさんの日々の暮らしをお届けしています

頭を打たれたpart2

Fちゃんの作品展で圧倒的なパワーの立役者は保育園の先生方でした。何人掛りかはわかりませんが、たったの一日で展示物をこれだけ魅せるものに出来るのは素晴らしい事です。

これもお仕事のひとつとはいえ魅せ方や、集団で統一感をもちながら大きな力で引っ張られない限り不可能なレベルです。映画でいえば、美術監督と助手が7人いてもこれだけの仕事は徹夜でないと出来ません。

 

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そして半日展示したら、綺麗さっぱりと片付けるのだとか。 処分するのではなく、現場から撤収して、各自に持ち帰れる様にしないといけない事など含めて丁寧な作業が求められます。

 

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私はこどもアトリエ青で作品展やイベントをしてきましたし、その前は某子供教室でも色々やりました。遡れば学生時代は文化祭、学園祭でそれなりに活動をして来たと自負していました。

でも、この作品展はそんなものが吹っ飛ぶほどの愛情とこだわりと熱意に満ち満ちていたのです。アートを作ろうとしているのではなく、子供のアートをどうやって演出すると活きるのかに専念した姿勢に感服したのです。

 


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なんとこどもアトリエ青の存在がちっぽけに感じた事か! こんなに頭を打たれたのは中学生以来、久しぶりです。

決して驕り高ぶってはいたわけではありませんが、自分にはまだ何かが不足しているという気付きをもらえたことに感謝しました。まだ愛情より自分を満たすことに比重が傾いているのかも知れません。

作品展鑑賞後は、ちょうど近所で100円商店街をしているので出掛けました。アーケードで繋がった3つの商店街の中にはシャッター商店街と揶揄されるものもあり、普段は閑古鳥が鳴いているのですが、このイベントの日は特に何かある訳でもないのに人で溢れます。

 

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前日、シ・オ・ミ 師匠が、そこに乗り込んで、こどもアトリエ青Sundayのチラシを撒いて「星つりじいさん上映会とマジックショーも来てね!」と宣伝するんだと仰いました。

私は、寒いのに申し訳なく、丁重にお断りしたのですが、師匠はやる気満々です。当日の朝には腹話術パフォーマーニッシャン堂も自前の犬をかぶって参戦。怪しい3人が商店街で目を引きました。

 


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師匠はキン肉マンのマスクをしたまま、マジックを往来の子供や親子連れに披露して、犬になったニッシャンは得意の腹話術は何も出来ないし、側から見たらいい大人がよくやるなぁ。。。という冷めた目線が突き刺ささっていました。

でも、何故か師匠は楽しそうにいるのです。Fちゃん親子もチラシ撒きを手伝ってくれました。

 


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それから託児タイム。2時間ほどがあっという間に過ぎました。公園でかくれんぼしたり、鬼ごっこしたりとハシャギまくりました。

 


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私と2人の絵も描いてくれました。Fちゃんと私は星つりじいさんの世界に没入したのは良いのですが、2時間が短過ぎて、別れ際にもっと遊びたかったと泣きそうな顔をしました。「またすぐ会えるからね。」と言いながら別れを惜しみました。

大阪に行って搬入作業があるので、どうしても短い時間になってしまったのですが、Fちゃんには何のことかわからなかったでしょう。

 

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帰宅したのは夜の12時近い時間でした。この間、ずっとFちゃんの保育園の作品展から得た学びを、どう活かすかを反芻して清々しい敗北感を感じていました。

翌朝、シ・オ・ミ 師匠に御礼の電話をしたところ、「みんなにアホな奴がいると思われて、良かったですわ。」と仰られて、またまた感銘を受けました。

師匠いわく、誰にも尊敬されず、呆れられる存在になる事は良いこと。権威主義や自分をよく見せようとする者に皮肉を込めたと。

これを口で言うのは簡単ですが、師匠の場合は即実行されるのが凄いのです。

そんな訳で、私はまた頭を打たれて、まだまだ勉強が足りないことを学ぶいい日になったのでした。