ボランティアがきっかけで、スタッフになった大津オルタナティブスクール トライアンフの冊子で自己紹介欄に掲載して頂きました。星つりじいさんで出ています。
10月のカレンダーに水曜日に3回「水彩画」の日を設けて頂いています。(11月の予定は、10月末には確定します)
やってみたいけど、その意思表示をハッキリと伝えられない子もいますので「描く人はこの机に来てね〜」までは声掛けをします。
それで静かにこっちに座る子は描くし、無視する子は他の事をします。その空気感はこどもアトリエ青Sundayなどのワークショップとは大きく違います。
先日はたまたま当初から見学かねて水彩画もしたいという子も来てくれたので色んな作品が生まれました。
それ目的で参加する子にはワークショップと同じく対応すれば良いのですが、こうした日は極端に言えば私のことが目障りに感じる子供もいる可能性があるという事に配慮が必要です。
目障りとまで思っていなくとも「水彩画の日は行きたくない。」と思う子を作ってはなりません。そうはならない為にも参加しない子供を尊重して肯定しなければスタッフは出来ません。空間を絵で独占しない事、大きな声で話さない事など通常のワークショップとは逆の気遣いをします。
「みんなでやろうよ!」発言などは、非常にウザがられます。だからカレンダーにも「自由参加」とあります。強制ではないという意味です。水彩画に興味ある子は「水彩画あるし行こう。」と捉えますが、したくない子は「しなくても良いから行こう。」という風に各々の解釈が出来る工夫です。
水彩画したい子が一人いたら私は充分有難いし、感謝します。右の象の作品は子供が帰る頃にパッと出来た私の作品です。喜びに溢れていますね❣️
また、子供が描いていてちょっと行き詰まったり、つまずいたりした時に、臨機応変に何らかの提案を出してあげるのは大事ですが、私を受け容れて欲しいという概念を抜かないといけない。
子供が絵を描きたがることと、私を受け容れることとは同義ではありません。数ヶ月から一年の時間差を要します。中には絵を描くことのみに執着しているだけで、私への興味(画家への興味や、活動への興味)はずっと発生しない場合もあります。
その事に寂しさを感じたり、自分からアピールをしようと話掛けすぎたりしてはいけません。
私にグイグイ来られたら子供はたまったものではありません。絵を描いている姿に満足するのが一番です。
このように通常のワークショップとは違って心のケア・開放により重きを置いています。絵を描いているだけで自分が勝手に癒されるので、自然体でそこに持っていければ理想的です。
トライアンフでは他にも色んな体験が出来ますので、学校に行きたがらないお子さん、登校拒否や不登校の問題を抱えたご家庭の方は、代表が随時ご相談を承っております。宜しければお問い合わせ下さい。