アトリエ青 Atelier Blue

画家・アートディレクター 石田泰也の日々の活動風景をお届けしています

マンツーマンの醍醐味

日展示会で新聞の取材を受けた後は、Fちゃん母娘と待ち合わせ。晴れたらおにぎりを持って長等公園に行く約束をしていました。ところが、出掛けられる天気とは程遠い雨模様。お昼を一緒に食べて託児ワークショップに切り替える事になりました。

親子参加のこどもアトリエ青Sundayなど、色んな規模や形態でワークショップをしていますが、託児ワークショップは親子が各々個人の時間を持てる点が有意義だと思います。


f:id:IshidayasunariART:20220424202522j:image

f:id:IshidayasunariART:20220424202524j:image

絵本の読み聞かせが大好きなFちゃんが、今日は真横に絵本の本棚があるのに目もくれず、私に下絵をリクエストをして2枚を手際よく塗りました。一枚目はロバ。Fちゃんが乗ったロバを描きました。色は全てFちゃんの選択です。

ビックリしたのは、2枚目。ゾウは「オレンジを塗ってから青を乗せるんだったね?」と以前の教えを覚えていた事です。色の乗せ具合もちょうどいい感じになって感心しました。


f:id:IshidayasunariART:20220424202555p:image

f:id:IshidayasunariART:20220424202547p:image

子ゾウはピンクにしたいと言うので「それは良いねー!」と言いました。すると何故かオレンジを塗ってからピンクを塗るFちゃん。「それはピンクだけで良いよ。」と言いましたが、ゾウはオレンジを塗るものだという理解をしているのだなぁと思うと、それはそれで可愛く思いました。

次はコアラの親子を描きたいというので、木に座って抱っこしている下絵を描きました。「木は茶色だね?」と言うので、ここぞとばかりに「茶色は塗らないでも木の色が出せるよ。オレンジを塗ってから緑を塗って、最後にもう一回ピンクとオレンジを混ぜた色を塗りました。

f:id:IshidayasunariART:20220424211645p:image

これは良い色が出ました! 「木の色が違ってるね!」と繊細な色をキチンと見分ける能力をFちゃんが持っているのが分かりました。子供のコアラは自分自身なのだそうで、黄色く塗りたいと言いました。既成概念に捉われない感性が良いです!

3枚描いて終始満面の笑顔のFちゃんは、絵のコアラそっくりでした(笑)

f:id:IshidayasunariART:20220424211704j:image

この後は「絵本読む?」と尋ねても「お絵描きする。」と言って、クレヨンで私と私の母を描いてプレゼントしてくれました。これまで読み聞かせにとても執着していたFちゃんですが、変わり様に驚きました。

「お絵描きは楽しい」という感覚がしっかりと付いたのかも知れません。託児ワークショップは私も本当にやり甲斐がありますし、マンツーマンならではの醍醐味に溢れています!