セルビヤ語訳「平家物語」が出版されたのを受け、翻訳家のマイチ・マテヤ君がセルビアRTS局の朝の番組のインタビューコーナーに出演しました。全く字幕は出ませんがYouTubeでご覧になれます。
JUTARNJI PROGRAM - Na Jutarnjoj kafi - Mateja Matić (モーニングプログラム-モーニングコーヒーで、マテヤ・マイチ)
日本に留学して早いもので4年目に突入し、今は東京大学の学生のマテヤ君。彼の場合は、首席としてこのまま大学院、研究員として計9年間は文部科学省の奨学金制度(返還不要)で留学は続きます。
2016年にはこどものまちおおつで
2017年にはベオグラードの子供教室で
同じく小学校2年生のワークショップで
通訳だけでなくこどもアトリエ青の活動でも、しっかりと右腕になって支えてくれました。
私が彼を人間的に素晴らしいと思ったのは、2015年に初めて小学校でのワークショップを終えた際に、私の画材一式が入った重たい鞄を率先して担ごうとした時です。
私が「マテ君、それは重いからいいよ。」と言ったら「手伝わせて下さい。」と応えたのです。今まで重いものはどこに行っても私が担ぐのが当たり前だと思って活動していますが、この時だけは、両手が空いたのです。
そしてかなり重い鞄を車まで運んでくれ、とてもやり甲斐のある表情をしていました。
「手伝いましょうか。」や「重そうですね。」は誰でも言いますが「手伝わせて下さい。」と頭を下げて頼んだのは彼だけです。それは「こんな自分でも少しは役立ててもらえると嬉しい」という謙虚な主体性があり、感謝の心の表れです。
「自分はこんな事をする為に来たんじゃない。」と言う青二才とも一緒になった事がありますが😅 少しはマテヤ君を見習って欲しいものです。人の役に立つ喜び以上の喜びはないのですが。。。
マテヤ君のこれからの益々の活躍を心から応援します!