お世話になっている方に去年から頼まれていたご自宅用のイラストを上げました。
これに着手する前に絵本を描かないといけないと話していましたが、絵本は構想がまとまるのに、まだ2ヶ月は掛かりそうな予感。流石にそこまでお待たせしたらご迷惑をお掛けします。そこで今日は意を決して一気に仕上げました。
風景画を描く時と全く同じで、いきなり描き始めてから、どうしていくか反応する作画スタイル。
このイラストでは、おじいさんが星を釣っているのか渡しているのかが、自分でもどっちかわからないまま描きました。「考えてもわからない事はわからない。」見た人に解釈を委ねるのも良いと思います。ただ、死神のように魂を盗むとか、吸い取ろうとしている事は絶対にないです。
後は、出来損ないなのか、味なのか微妙で洗礼されていない感じにする事にこだわりました。洗礼された人生を送りなくないというのが絵本のテーマにも内包しているので、それが今描く作品に全て影響します。
今、私のアートは、こどもアトリエ青Sundayや託児サポートを通じて子供が私にもたらしてくれた感銘を昇華して、人に還元する事にのみ意味を持ちます。今日のイラストもそのカケラの様なものがひとつの形になったのかなぁ。。。きっとそうです。