昨日「グラニーの手仕事展」が開幕しました。その前日に会場のピアザ淡海滋賀県立県民交流センターのスタッフの方々に今年のご挨拶を兼ねて顔を出したのですが、余りにも素敵な展示に魅せられて「うぉ〜」と叫びそうになりました。エントランスロビーが全く別次元の空間に様変わりしていたのです。
元々設(しつらえ)てあるソファーやテーブル、椅子が全て上手く利用されて見応え抜群の大胆なレイアウトに貢献していました! 私が主催する展示会の時、一人で黙々と搬入や展示作業をする場合は、結構手抜きをする癖があります。丁寧にさに欠けると言いますか。。。
特に大胆で大掛かりなレイアウトの場合は、学芸員や展示スタッフがいるわけではないので往々にして大味になるものです。ところが本展の素晴らしいところは、繊細な作者の気持ちが作品に合わせてそっと置かれている事です。これにより訪れた方は作者不在でも話を聞きながら、作品と対峙する気分が味わえます。
もう一点は、作品とリンクする小物や雑誌などをさり気なく配置してあるところです。インテリアコーディネーターの下、チームでこれを作り上げたのなら分かりますが、ディスプレイは作者の娘さんお一人で感覚的に成されたとなると驚きの一言です。丁寧という事は大事だなぁと改めて学ばさせて頂きました。
「グラニーの手仕事展」は、展示期間が一週間程度となっていますが、それでは勿体ない。これだけのレベルのもなら1ヶ月は継続して頂きたいし、少なくともあと2週は延長して下さいと、提言して帰りました。本当に延長され、多くの来場者に恵まれる事を心から願います。「ご覧になると心がほっこり☺️☺️☺️しますよ」