今年のアトリエ青プロデュース企画の2つ目が閉幕しました。「アトリエ青水彩画教室作品展」にご来場下さったお客様には心より御礼申し上げます。受講生の知人や友人・関係者が沢山お越しになり、お蔭様で「国際水彩画交流展」以上に反応も良く、盛況の内に終える事が出来ました。
明日はもう11月です。15日から大阪天王寺のNano Galleryで裸体をテーマにした国際公募展「MINI AKT vol.6」が控えております。3ヶ月連続で展示会を企画すると身体的にもハードではありますが、私が辞めたら誰も跡を継いでくれそうにありませんので、まだまだ続けます。
今日は展示会の話は一息ついて、セルビアの友人のその後の活躍を紹介したいと思います。
写真は、2015年の渡航初日にボランティア通訳として名乗りを上げたマイチ・マテヤ君と初めてベオグラードで落ち合って、夕食を共にした日です。彼は当時16歳でした。
国連小学校でのワークショップでは見事に右腕になって活躍してくれて、盛況に終える事が出来ました。この時の子供たちは今、16か17歳。2015年のマテヤ君と同い年なんですね!みんなびっくりする程、大きくなっている事でしょう。セルビア男性の平均身長は180cmですから、街を歩くと電信柱の様な高身長の人を頻繁に見かけます。女性でも180cm程度の人は沢山歩いています。マテヤ君は180cmで私と同じくらいですが、弟さんは2mだそうです😆
マテヤ君は一昨年、日本に留学して今年から東京大学に文科省の奨学金を得て見事入学しました。彼は既に何冊かの日本の書籍のセルビア語訳の仕事をこなす力量を持っていますが、最近では「平家物語」のセルビア初出版に一役かいました。日本語学科にはいましたが、殆ど独学で勉強したそうです。
ワークショップ時のシロカスターザスタッフ(男性)と小学校の先生(女性)のスナップです。真ん中の小柄なマリア先生は当時副担任でした。
セルビアはアフター5ならぬ、アフター4くらいで仕事をフェードアウトし、17時以降は平日でも毎日プライベートタイムという感覚が一般的です。それは学校の先生達も変わりません。「公」と「私」の顔が全く違い驚きます。ちなみに私はずっと「私」ですが。。。
マリアさんとは今もFacebookで近況を確かめ合う程度ですが、今はベオグラードからゼムンの小学校に赴任し担任をもっているそうです。
セルビアの友人その後は、引き続きアップします。